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CHAMPION GUIDE

ルシアン

初心者向けADCチャンピオン解説 ・ パッチ26.18対応

【LoL】ルシアンのカウンターとビルド|技の間に通常攻撃を挟まないと、Eが回らない

読了目安 約32分 ・ 最終更新 2026年10月10日

この記事で学べること

ルシアンのカウンターはセラフィーン、コーキ、ニーラ。ルシアンが相手の時の対策、固有の2連射を回すローテーション、Wから入る理由、Eのクールダウンが縮む仕組み、相性のいいサポート(ユーミ・レオナが上位でミリオは横ばい)、エッセンス リーバー起点のビルドとルーンまで解説。

監修: ドネキフ塾長

LoL歴9年・最高ランクはエメラルド・全チャンピオンを使用|YouTube活動5年・動画2,000本以上・登録者4.5万人|コーチ40人超が所属するドネキフ塾の運営者|大好きなチャンピオンはティーモ ・ ドネキフ塾 コーチ

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📖 目次

スキル早見表

クリックで説明と数値 ・ パッチ16.21時点・自動更新

基礎基本ステータスレベル1と18▾
項目レベル1レベル18
体力6412341
マナ3201051
攻撃力60102.5
攻撃速度0.640.91
物理防御2899.4
魔法防御3351.7
体力自動回復(5秒)3.814.8
移動速度335335
射程500500
P二挺拳銃固有スキル▾

スキルを使用するたびに、次の通常攻撃が2連射になる。味方から体力回復効果またはシールドを付与されるか、自身の周囲で敵チャンピオンが移動不能効果を受けると、次の2回の通常攻撃が追加魔法ダメージを与える。

合計ダメージ
攻撃力の50%(レベル7で+5%・レベル13で+5%・レベル19で+10%・レベル25で+10%)
ミニオンダメージ
攻撃力の100%
固有時間
3.5秒
固有ダメージ基本
5
通常攻撃時固有時間
6秒
数通常攻撃
2
最大通常攻撃
4
行動妨害射程
1000
QピアシングライトCD 9/8/7/6/5秒マナ 48/56/64/72/80▾

指定した敵ユニットへ光線を発射する。光線はその軌道上にいるすべての敵ユニットにダメージを与える。

基本ダメージ
90 / 130 / 170 / 210 / 250
増加攻撃力反映
100%
射程
1000
幅
100
WアーデントブレイズCD 14/13/12/11/10秒マナ 60▾

指定方向に星形に爆発するエネルギーを発射する。命中した敵ユニットには印が付与され、一時的に可視状態になる。印が付いた敵を攻撃するとルシアンの移動速度が増加する。

基本ダメージ
75 / 110 / 145 / 180 / 215
移動速度量
60 / 65 / 70 / 75 / 80
効果時間
1秒
視界泡サイズ
200
視界泡時間
1秒
デバフの効果時間
6秒
デバフ目印時間
1秒
着弾射程判定
700
EスライドCD 16/15.5/15/14.5/14秒マナ 32/24/16/8/0▾

短距離を素早く移動する。「二挺拳銃」の通常攻撃が敵に命中するたびに、このスキルのクールダウンが短縮される。

クールダウン返還基本
1秒
クールダウン返還チャンピオン
2秒
最大距離
425
最小距離
200
ダッシュの速さ
1350
R二挺掃射CD 110/100/90秒マナ 100▾

二挺拳銃を構えて弾丸を高速で連射する。

基本ダメージ
15 / 30 / 45 / 60 / 75
ダメージ攻撃力反映
25%
ダメージ魔力反映
15%
クリティカル値補正
1
割合ダメージ増幅ミニオン
200%
数発
22
効果時間
3秒
再発動使用不可
75%
射程判定
1050
視界泡範囲
100
視界泡時間
1秒
ルシアンのページ(スキルの全数値・ティア・モード別の構成)

ルシアンはこういうチャンピオン(ADC)。得意なこと・苦手なこと・強い時間帯と、パワースパイク

ルシアンが相手で困っている人へ: ルシアンを相手にする側の対策に、避け方・弱い時間・対策アイテムをまとめています。

まず結論

ルシアンの勝ち方は3つで言えます。

  • ① スキルの間に必ず通常攻撃を挟む。ルシアンの固有(二挺拳銃)はスキルの次の通常攻撃を2連射にします。挟まないと、火力もEのクールダウン短縮も半分捨てることになります。
  • ② 一番強いのは1v1でも5v5でもなく、2v2。味方サポートがひと押し足せば必ず1人落とせます。この2対2でレーンの主導権が決まります。
  • ③ 集団戦は「飛び込む」のではなく「先に削る」。開戦前に相手の体力を削っておく役です。上位帯のルシアンはこう使われています。

先に正直なことを書いておきます。26.18のルシアンは強いチャンピオンではありません。全体の勝率は48.9%前後で、エメラルド以上の平均(51.6%前後)を2.7ポイント下回っています。ただし上位層では56%を超えます。操作の差がそのまま勝率の差になるチャンピオンです。

ルシアンのカウンター早見表(26.20)

ルシアンが苦手な相手を、つらい順に並べました。理由と対策は下の「ルシアンのカウンター:誰が苦手で、誰に強いか」で詳しく解説しています。

苦手な相手ひとことで
セラフィーン セラフィーン射程が長く、こちらが近づく手段はEしかない
コーキ コーキ射程と範囲攻撃で、近づく前に体力を削られる
ニーラ ニーラ殴り合いを受けられて、回復とシールドで押し返される
ジグス ジグス遠くからウェーブごと消してくるので、近づく機会自体が作れない
ヴァルス ヴァルス射程で一方的に削られる

ルシアンが有利な相手はミス・フォーチュン、サミーラ、トゥイッチです。

こんな経験ありませんか

ルシアンを触ってみて、こう思った人は多いはずです。

  • 技を全部撃ったのに、相手が全然減らない
  • Eで避けたつもりが、そのまま捕まって死んだ
  • 「ダッシュを連発してかっこよく避ける」はずが、突っ込んで終わった

1つ目と2つ目は同じ原因で、スキルの間に通常攻撃を挟んでいないことです。3つ目は、見た映像と実際の役割がずれていること。この記事では、通常攻撃の挟み方と、ルシアンが本当にやっている仕事から解説します。

どんなチャンピオン?

得意なこと: レベル1からの短い殴り合い。固有の2連射があるので、同じ攻撃力でも他のADCより出せるダメージが多く、序盤の2対2でだけは無条件に強いです。

苦手なこと: 射程が500しかないことと、耐久型の相手。射程は下から数えたほうが早く、埋める道具はEしかありません。さらにルシアンは最大体力に比例したダメージも、防御力を下げる手段も持っていません。ブラウム・オーン・マルファイト・ラムマス・アリスター・カ・サンテのような相手が出てくると、削るだけの役になります。

強い時間帯: レーン戦から中盤にかけて。アイテムが3つ揃う前が一番相対的に強い時間です。終盤は射程の短さが響いて、前に出られなくなります。

誰におすすめ?: 手を速く動かすのが好きな人。通常攻撃を挟む練習を毎日できる人と言い換えてもいいです。ここを飛ばすと、ルシアンは他のADCの下位互換になります。

なお、ミッドのルシアンは今はやめておいてください。勝率40%台で、成立していません。ただしパッチ26.19でQが強化され(味方の回復やシールドなどで乗る固有の追加ダメージは弱体化)、26.20では攻撃力の伸びも上がりました(パッチ26.19の記事とパッチ26.20の記事も参照)。

スキルの使い方

数値は上の「スキル早見表」を見てください(パッチごとに自動更新されます)。ここでは使い方の判断だけを話します。

ルシアンのスキル。固有(二挺拳銃): スキルを使用するたびに、次の通常攻撃が2連射になる。Q(ピアシングライト): 指定した敵ユニットへ光線を発射する。光線はその軌道上にいるすべての敵ユニットにダメージを与える。W(アーデントブレイズ): 指定方向に星形に爆発するエネルギーを発射する。E(スライド): 短距離を素早く移動する。「二挺拳銃」の通常攻撃が敵に命中するたびに、このスキルのクールダウンが短縮される。R(二挺掃射): 二挺拳銃を構えて弾丸を高速で連射する

スキル使い方の要点
P 二挺拳銃スキルを使うと、次の通常攻撃が2連射になる。Eでも発動するので、EとQだけでも途切れずに繋がる
Q ピアシングライト発動までの間が長い。連続技の最後に置くと、プレスアタック(ルーン)が乗った状態で撃てて一番得
W アーデントブレイズ印を付けた相手を殴ると移動速度が上がる。Qより発動が速いので、倒し切りたい時はWから入る
E スライド通常攻撃の間隔をリセットする。短く出したほうが、長く出すより次の通常攻撃が速い。出だしを止められると長いクールダウンだけが残る
R 二挺掃射撃っている間は通常攻撃・Q・Wが使えない。ただし移動は自由で、Eも撃てる

ポイント: Eのクールダウンは、通常攻撃を当てるたびに短くなります。だから「Eで距離を詰める→通常攻撃を挟む→またEが戻る」という循環になる。通常攻撃を挟まないルシアンは、この循環が止まって、ただの射程の短いADCになります。

ポイント: ルシアンのクリティカルは、固有の2連射とRにしか乗りません。Qは追加攻撃力を参照し、Wは魔力を参照します。クリティカルのアイテムを積むのに、その効果が乗る場面が限られている。これがルシアンのビルドが決まった形から動かない理由です。

コンボ

まず覚える3つ

ルシアンのコンボはまず3つ。レーンの基本: 通常攻撃 → Q → 通常攻撃 → E → 通常攻撃 → W → 通常攻撃 → E → 通常攻撃、倒し切る時: W → 通常攻撃 → E → 通常攻撃 → Q → 通常攻撃 → E → 通常攻撃、逃げる時: W(自分の移動速度を上げる)→ E

  • レーンの基本: 通常攻撃 → Q → 通常攻撃 → E → 通常攻撃 → W → 通常攻撃 → E → 通常攻撃
  • 倒し切る時: W → 通常攻撃 → E → 通常攻撃 → Q → 通常攻撃 → E → 通常攻撃
  • 逃げる時: W(自分の移動速度を上げる)→ E

基本コンボ

Qから始める形とWから始める形の違いは、発動の速さです。Qは発動までの間が長いので、先に撃つと通常攻撃が出るまで時間がかかります。倒し切りたい場面ではWから入る。Wのほうが早く通常攻撃に繋がるので、プレスアタック(ルーン)が点くのも早くなります。

ハラス(削り)の理想形: W → 通常攻撃 → 通常攻撃 → E → 通常攻撃 → 通常攻撃 → 最後にQ。Qを最後に回すのは、プレスアタックが乗った状態で撃つためです。

追い切る形: W → R。Rはルシアンの中で一番射程の長い技です。Wの移動速度と合わせて、逃げる相手を追いながら削り切れます。

小技・上級コンボ

2回撃ち(先に固有を装填してからEを出す): 先にQかWを撃って固有(2連射)を装填しておき、相手に踏み込みながらEと強化された通常攻撃を同時に当てます。そのEでもう一度固有が装填されるので、強化された通常攻撃をもう一度撃てる。2回とも通常攻撃によるEのクールダウン短縮が乗るので、仕掛けた直後に4秒近く戻ります。

ローテーション(技と通常攻撃を交互に出す並び)は練習が要ります。 上位帯のルシアン使いでも、毎日10分ほどプラクティスツールで手を温めてから試合に入る、という人がいます。いきなり試合で出そうとせず、まず1人で回せるようにしてください。

パワースパイク(強さの節目)

時間帯ごとの強さ

  • 序盤 ◎ 強い: レベル1からの2対2は、ADCの中で無条件に強い側です
  • 中盤 ○ 普通: アイテムが揃うほど、他のADCとの差が縮まっていきます
  • 終盤 △ 弱い: 射程500が響いて、前に出られなくなります

ルシアンの節目は、他のチャンピオンと逆向きです。最高地点が最初にあります。

タイミング何が起きるか
レベル1〜2ここが最高地点。固有の2連射で、同じ攻撃力でも出せるダメージが多い
エッセンス リーバー エッセンス リーバー完成技と通常攻撃を回し続けられるようになります。押し込む時間
3アイテム以降相対的には下がり始めます。勝負は早い時間に付けるつもりで動いてください

レーン戦の考え方

序盤(〜レベル5)

ルシアンが無条件に強いのはここです。固有の2連射があるので、同じレベル・同じアイテムなら、短い殴り合いでほぼ負けません。

  • 相手のADCが前に出た瞬間に、W → 通常攻撃から入る。Qから入らない
  • ミニオンを処理しながら削る時は、Eを移動に使わずに温存する。Eは逃げ道でもあります
  • 味方サポートがエンゲージ型(レオナ・スレッシュのように仕掛ける役)なら、仕掛けに合わせて全部撃つ。ここが2対2の一番おいしい場面です

逆に、相手が耐久型サポートを連れている時は無理をしないでください。 ルシアンは削り切れないまま自分のマナと体力を減らして終わります。

中盤以降(レベル6〜)

ここから役割が変わります。ルシアンは飛び込む役ではなく、戦闘が始まる前に相手の体力を削っておく役です。

  • 相手の危険な技(ブリッツクランクのQ、レオナのEなど)が抜けた瞬間だけ前に出て、全部撃って下がる
  • 「ダッシュを連発してカイティングし続ける」動きは、実際にはほとんど成立しません。遠くで様子を見て、隙に飛び込んで、すぐ下がるが正しい形です
  • タワーを折る場面では固有の2連射が効きます。スキルを1回挟んでから殴ると、タワーへのダメージが伸びます

ウェーブを押すか止めるかの基準は、ウェーブ管理の基本にまとめてあります。

ルシアンのカウンター:誰が苦手で、誰に強いか

数字はエメラルド以上・パッチ26.18のものです。エメラルド以上の平均勝率は51.6%前後なので、50%はちょうどではなく負け越しです。ルシアン自身が48.9%前後なので、50%を超えている相手でも有利とは限りません。

ルシアンの苦手な相手はザヤ・ヴァルス・コーキ、有利な相手はミス・フォーチュン・サミーラ・トゥイッチ

カウンター(ルシアンが苦手な相手)

相手なぜ苦手かどう凌ぐか
セラフィーン セラフィーン数字の上では最悪の相手。射程が長く、こちらが近づく手段はEしかない前に出ない。ウェーブを押してタワーに当て、他のレーンが動くのを待つ
コーキ コーキ射程と範囲攻撃で、近づく前に体力を削られる。ミニオンごと吹き飛ばされるのでCSも取りにくいレーンを押し込んでタワーに当て、相手が下がる形を作る。仕掛けるなら味方サポートと同時に
ニーラ ニーラ殴り合いを受けられて、回復とシールドで押し返される。ルシアンが得意なはずの短い殴り合いで負ける短い殴り合いを仕掛けない。距離を取って削り、味方が仕掛けた時だけ入る
ジグス ジグス遠くからウェーブごと消してくるので、近づく機会自体が作れないCSを譲ってでも体力を守る。相手のサポートが前に出た時だけ仕掛ける
ヴァルス ヴァルス射程で一方的に削られる。Eで避けられても、向こうのQのほうがこちらのEより早く戻ってくるEを避けるために連発しない。ミニオンの裏に立ち、相手のQが抜けた時だけ前に出る
ザヤ ザヤ一番よく当たる苦手な相手。羽根を回収されるとこちらだけ削られ、Rの無敵で仕掛けを丸ごと避けられる羽根の線上に立たない。Rを吐かせてから仕掛ける。Eは羽根を避けるために残す
コグ=マウ コグ=マウ6より前は勝てるが、Rを覚えた後は射程が完全に逆転する。届かないまま削られる6より前に差を作る。6以降は単独で前に出ない。味方の仕掛けに合わせる形に切り替える

表に載せていない相手について。 スウェイン スウェイン・ラックス ラックス・フェイ フェイもボットに来ると数字が悪くなりますが、当たる頻度がそこまで高くないので表には入れていません。共通しているのは「射程が長くて、こちらから触れない」ことです。この形の相手が来たら、レーンで勝つのは諦めて構いません。

苦手な相手に効くアイテム(数字で見る)

苦手な相手と当たった試合だけで比べて、買うと勝率が上がっていたアイテムです(直近30日・エメラルド以上)。後から買うアイテムほど勝率が高く出るので、靴・序盤・1〜2本目だけで比べています。

  • ヴァルス: 序盤に アイオニア ブーツ アイオニア ブーツ(この相手で64.8%。序盤の平均は52.6%)
  • コーキ: 靴は マーキュリー ブーツ マーキュリー ブーツ(この相手で60.7%。靴の平均は52.2%)

ルシアンが有利な相手

相手なぜ有利か勝ち方
ミス・フォーチュン ミス・フォーチュン最も数字の良い相手。移動技を持っていないので、Eで踏み込めば逃げられないRを構えた瞬間にEで横に抜ける。それ以外は普通に殴り勝てる
サミーラ サミーラ相手が密着しないと火力を出せない。近づいてきたところが、こちらの得意な短い殴り合いサミーラが前に出た瞬間に全部撃つ。Wの印を先に付けておく
トゥイッチ トゥイッチレベル1からの殴り合いで一方的に勝てる。姿を消している間は何もできない相手序盤に押し込んでタワーに当てる。育つ前に差を付ける
ヴェイン ヴェイン射程が同じくらい短く、序盤が弱い。ルシアンが一番強い時間と、相手が一番弱い時間が重なるレベル1から殴りに行く。育て切られる前に試合を終わらせる
シヴィア シヴィアEで技を弾かれるが、弾かれるのはQだけ。通常攻撃は止まらないQを先に撃ってEを吐かせ、そこから通常攻撃で押す
トリスターナ トリスターナ対戦数が最も多い有利対面。序盤は射程で勝てるので、6より前に差を作れる序盤から削る。トリスターナのWが戻っている時は深追いしない

苦手と有利の「共通点」を覚えると、初見の相手にも応用できます

  • カウンターの共通点: 射程が長くて、こちらから触れない相手。ザヤ・ヴァルス・コーキ・ジグス・セラフィーンが全部これです。ルシアンの射程を埋める道具はEだけなので、Eの1回で届かない距離を保たれると何もできません。
  • 勝てる相手の共通点: 近づかないと火力を出せない相手と、序盤が弱い相手。サミーラ・ヴェイン・トゥイッチがこれです。
  • 判断は1つで足ります。「この相手は、私のEの1回分より遠くにいられるか」。いられるなら不利、いられないなら有利です。

統計と実感が食い違う相手

ドレイヴン ドレイヴンは、数字ではわずかに勝ち越していますが、上のランク帯では最悪の相手になります。 上位帯のルシアン使いは揃って「6以降とアイテムが揃った後は火力で完全に負ける」と見ています。

理由は単純で、ドレイヴンは斧を落とさずに拾い続けられるかどうかで火力が2倍近く変わるからです。拾えていない相手には勝てて、拾い続ける相手には勝てない。今の数字は「拾えていないドレイヴン」が平均に含まれているだけです。ランクが上がるほどこの対面は厳しくなります。

「レーンで押せるか」と「試合に勝てるか」は別の話です。 アッシュ・カリスタ・ケイトリン・トリスターナは、レーンでは主導権を取られやすい相手ですが、数字の上ではルシアンが負けていません。ルシアンは主導権を取れなくても、2対2で1人落とせば試合を割れるチャンピオンだからです。レーンで押されているからといって、戦いを降りないでください。

ルシアンを相手にする側の対策

「ルシアンに勝てない」で調べて来た人向けです。大前提はこれです。ルシアンの最高地点は試合の最初にあります。レベル1〜2の殴り合いはADCの中で無条件に強い側ですが、アイテムが揃うほど差は縮み、3アイテム以降は相対的に下がっていきます。序盤を受け流せば、立場は入れ替わります。

  • ① レベル1〜3の短い殴り合いを受けないでください。ルシアンはスキルを使うたびに次の通常攻撃が2連射になります。同じ攻撃力でも出せるダメージが多いので、同じ条件で撃ち合うと必ず負けます。ルシアンが技を使ったのを見たら、一歩下がって2連射を空振りさせます
  • ② サポートの行動妨害を受けたらすぐ下がります。固有(二挺拳銃)は、周りで敵チャンピオンが動けなくなった時や、味方から回復やシールドを受けた時に強化されます。相手のサポートの技で止められた瞬間は、ルシアンの火力が一番高い時間です。止められそうな位置に立たないことが、そのまま被害を減らします
  • ③ Eを吐かせてから仕掛けます。E(スライド)はルシアンの唯一の移動技で、2連射が当たるたびにクールダウンが縮みます。ミニオンを殴らせないように押し返すと、Eの戻りも遅くなります。Eを使った直後が仕掛け時です
  • ④ Rは横に動いて外します。R(二挺掃射)は弾を高速で連射する技です。撃たれている間に正面に立ち続けず、横へずれると多くの弾が外れます。Qの光線も軌道上の敵すべてに当たるので、ミニオンの真後ろに立つより、斜めにずれた位置で待ちます
  • ⑤ 物理防御を積むと止まります。ルシアンは最大体力に比例したダメージも、防御力を下げる手段も持っていません。前衛がプレート スチールキャップ プレート スチールキャップや物理防御のアイテムを持つだけで、2連射の火力は急に通らなくなります。サポートやトップが硬いだけで、ルシアンの押し込みは鈍ります
  • ⑥ 射程の長いチャンピオンで削ります。ヴァルスはEで避けられても、Qの方が先に戻ってきます。コーキは射程と範囲攻撃で、近づかれる前に体力を削れます。サポートならセラフィーンが射程で上を行き、ルシアンには近づく手段がEしかありません

集団戦の立ち回り

ルシアンの集団戦は、始まる前が本番です。

ルシアンの集団戦の立ち回り。戦闘が始まる前、相手が固まる前に、届く相手を削っておく、始まってしまったら、前に出るのは相手の仕掛ける技が抜けた後だ、Rは撃っている間もEが使えます、相手に耐久型が2人以上いる場合ルシアンが倒せる相手は限られます

  • 戦闘が始まる前、相手が固まる前に、届く相手を削っておく。ここが一番仕事をする時間です
  • 始まってしまったら、前に出るのは相手の仕掛ける技が抜けた後だけ。Eを2回連続で使って突っ込むのは、ほぼ必ず死にます
  • Rは撃っている間もEが使えます。Rを撃ちながらEで位置を直すのが正しい使い方です
  • 相手に耐久型が2人以上いる場合、ルシアンが倒せる相手は限られます。削る役に徹して、倒すのは味方に任せる判断も必要です

立ち位置の考え方そのものは、ADCのポジショニングにまとめてあります。

一緒に組むと強いサポート

ルシアンの強み: スキルを使うたびに次の通常攻撃が2連射になり、短い時間に大きなダメージを出せる。味方から回復やシールドを受けると、次の2回の通常攻撃に追加ダメージが乗る。 ルシアンの弱み: 通常攻撃の射程が短く、相手に近づかないとダメージを出せない。

ルシアンが欲しい味方。強みを伸ばすサポート: ユーミ・ナミ/弱みを補うサポート: ノーチラス

※ 勝率は、一緒のチームになった試合で普段よりどれだけ上がるか(パッチ16.18)。

強みを伸ばすサポート:回復とシールドでパッシブを起こしてくれる

  • ユーミ(Eでシールド・Rで回復): ユーミはルシアンにくっついたまま、Eのシールドや回復を何度も渡せます。そのたびにルシアンのパッシブが起き、通常攻撃に追加ダメージが乗ります。勝率+5.2%(11,534戦)
  • ナミ(Eで通常攻撃を強化・Wで回復): ナミのEで強化された通常攻撃は相手を遅くしてダメージを足します。Wの回復でもルシアンのパッシブが起きます。定番のコンボです。勝率−0.4%(33,375戦)で、統計ではプラスに出ていません

弱みを補うサポート:相手を射程の中に引き寄せてくれる

  • ノーチラス(Qで引き寄せ・通常攻撃で拘束・Rで打ち上げ): 引き寄せた相手はルシアンの短い射程に入ります。ルシアンの近くで相手が動けなくなるとパッシブの追加ダメージも乗るので、止めている間に一気に倒せます。勝率+1.2%(6,517戦)

噛み合いにくいサポート

  • セナ(Wは当たった敵に少し遅れてスネア・後ろから撃ち続けるサポート): セナのレーンは長い射程で後ろから削る形で、相手を目の前へ連れてくる手はありません。セナが相手を移動不能にできるのはWだけで、それも当たってから少し遅れて入るので、射程の短いルシアンが近づくきっかけになりにくく、ルシアンは自分のEで踏み込むしかありません。勝率−1.5%(3,678戦)
  • ブラウム(Eの盾で遠距離攻撃を受け止める・Pの漢の拳は通常攻撃で溜まる): ルシアンは相手がスキルを使った隙にEで踏み込み、2連射を入れて戻る短い撃ち合いでレーンの差を作るADCです。ブラウムは守りの強いサポートで自分のダメージが低く、その短い撃ち合いで一緒に削る力が足りません。ブラウムの守りが生きるのは長い集団戦ですが、射程の短いルシアンは後半ほど前に出にくくなるので、2人の得意な場面が重なりません。勝率−1.1%(13,949戦)
  • パンテオン(Wで飛びかかってスタン・Qの突きで序盤から大きなダメージ): 組めば序盤の一気に削る力は大きく、レーン戦では押し勝てます。ただしパンテオンの強さはレーン戦の間だけで、その後はルシアンの強さを発揮しにくくなります。レーン戦で差を付けても、そこから先につながりにくい組み合わせです。勝率−1.6%(3,214戦)

ビルドの考え方(26.18時点の主流)

栄華メイン

プレスアタックリーサルテンポフリートフットワーク征服者
体力吸収凱旋冷静沈着
レジェンド: 迅速レジェンド: ヘイストレジェンド: 血脈
最期の慈悲切り崩し背水の陣

天啓サブ

ヘクステックフラッシュネイター魔法の靴キャッシュバック
トリプル トニックタイムワープトニックビスケットデリバリー
宇宙の英知疾駆なんでも屋

ステータスのかけら

アダプティブアダプティブ
アダプティブアダプティブ
体力体力

プレスアタック プレスアタック(栄華)+ 天啓 天啓が、採用率85%で圧倒的な最多です。3回当てると発動するルーンなので、固有の2連射で早く点けられるルシアンと噛み合っています。

1つだけ補足します。3つ目の枠で最も選ばれているのは冷静沈着ですが、採用率10%以下の凱旋のほうが勝率は2ポイント以上高いです。集団戦で回復が入るぶん、実戦での価値が高いのだと思います。試してみる価値はあります。

スキルの上げ順: Q > E > W。取得順は Q1 → E2 → W3 で、Rは6と11で上げます。

サモナースペル: フラッシュ+バリアが8割近くを占めますが、フラッシュ+イグゾーストのほうが勝率はわずかに上です。相手に飛び込んでくるチャンピオンが多いならイグゾーストを検討してください。

ドラン ボウ>エッセンス リーバー>グラトナス ブーツ>ナヴォリ フリッカーブレード>インフィニティ エッジ>ドミニク リガード
  • ドラン ボウ ドラン ボウ+体力ポーション 体力ポーション×2で開始。7割がこの形です
  • エッセンス リーバー エッセンス リーバー。スキルを撃つたびにマナが戻るので、技と通常攻撃を交互に出し続けるルシアンの動きを支えます
  • グラトナス ブーツ グラトナス ブーツ。採用率も勝率もアイオニア ブーツ アイオニア ブーツより上です(52.2%対49.0%)
  • ナヴォリ フリッカーブレード ナヴォリ フリッカーブレード。通常攻撃でスキルのクールダウンが減るので、Eの循環がさらに速くなります
  • インフィニティ エッジ インフィニティ エッジ。なお、ナヴォリより先にインフィニティ エッジを買う順番のほうが勝率は高い(57.5%)です。採用率は7%ほどですが、覚えておいて損はありません
  • 4つ目は ドミニク リガード ドミニク リガード。相手に耐久型が出てきたら、ここを早めます

なお26.18でルシアン本体への変更はありません。26.08でEのクールダウンとマナが軽くなり、26.16で魔法防御が調整されました。古い解説にあるEのクールダウン「22秒から14秒」は今の数字ではありません。今は最大でも16秒です。

対面で変えるアイテム

  • 相手に耐久型が2人以上並んだ: ドミニク リガード ドミニク リガードを3本目に前倒し。削るだけの役から抜けられます
  • 相手に回復で粘る相手がいる: そこをモータル リマインダー モータル リマインダーに置き換える
  • 飛び込まれて先に落ちる: ガーディアン エンジェル ガーディアン エンジェル。射程が短い以上、ルシアンは必ず触られます。4本目に買った試合の勝率は62.1%で、マルモティウスの胃袋 マルモティウスの胃袋(58.3%)より上です(直近30日・エメラルド以上)

最新の細かい主流は統計サイト(u.gg / OP.GG等)で試合前に確認する癖をつけてください。

よくある失敗

ルシアンのよくある失敗。スキルを続けて撃つ、Eを移動に使い切る、耐久型に火力を吐く、レベル6以降も序盤と同じ距離で戦う

①スキルを続けて撃つ。Q → W → E と続けて押すと、固有の2連射が1回分しか乗りません。技の間に必ず通常攻撃を挟む。ルシアンで一番大事な1点です。

②Eを移動に使い切る。Eはウェーブ処理にも逃走にも使えますが、相手に踏み込まれた時の唯一の逃げ道でもあります。相手のサポートが見えていない時は残してください。

③耐久型に火力を吐く。ルシアンは耐久型を溶かせません。集団戦で前のタンクを殴っている間、相手のADCは無傷で撃ち続けています。

④レベル6以降も序盤と同じ距離で戦う。ルシアンが射程で勝てるのは序盤だけです。相手のアイテムが揃ったら、立ち位置を一段下げてください。

同じ失敗を繰り返さないための見返し方は、負けた試合の見返し方に書いてあります。

このチャンプで3試合やる時の目標

  • 1試合目: 技の間に必ず通常攻撃を1回挟む。それだけを意識する
  • 2試合目: 倒し切りたい場面でWから入る。Qから入らない
  • 3試合目: 集団戦が始まる前に、届く相手を1人削っておく
  • 3試合を通して: Eを2回続けて前に使わない。1回目は入る用、2回目は帰る用と決めておく

ルシアンで3試合やる時の目標。1試合目 技の間に必ず通常攻撃を1回挟む。それだけを意識する、2試合目 倒し切りたい場面でWから入る。Qから入らない、3試合目 集団戦が始まる前に、届く相手を1人削っておく、3試合を通して Eを2回続けて前に使わない。1回目は入る用、2回目は帰る用と決めておく

目標の立て方と「何回中何回」の数え方は、上達する練習のやり方を見てください。

COACHING

ルシアンが得意なコーチがいます

この記事で覚えた動きは、実戦を見てもらうのが一番早く身につきます。ルシアンを得意チャンピオンに登録しているコーチに、リプレイ添削や1on1で直接聞けます。

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