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ヴァルス

初心者向けADCチャンピオン解説 ・ パッチ26.17対応

【LoL】ヴァルスのカウンターとビルド|レーンで勝っても、試合で勝ち切れない

読了目安 約37分 ・ 最終更新 2026年9月5日

この記事で学べること

ヴァルスのカウンターはトゥイッチ、ジンクス、ゼリ。苦手な相手をどう凌ぐか、有利なアフェリオス、エズリアルへの勝ち方、ルーンとビルド、コンボ、時間帯ごとの強さまで。対面で変えるアイテムも解説。

監修: ドネキフ塾長

LoL歴9年・最高ランクはエメラルド・全チャンピオンを使用|YouTube活動5年・動画2,000本以上・登録者4.5万人|コーチ40人超が所属するドネキフ塾の運営者|大好きなチャンピオンはティーモ ・ ドネキフ塾 コーチ

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📖 目次

スキル早見表

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P復讐の化身固有スキル

キルまたはアシストを獲得すると、一時的に攻撃力と魔力が増加する。相手が敵チャンピオンの場合、このボーナスはさらに大きくなる。

Q乾坤一擲CD 16/15/14/13/12マナ 50/55/60/65/70

弓を引き絞り、強力な一矢を放つ。構えてから発動するまでの時間が長ければ長いほど、射程距離とダメージ量が増加する。

W枯死の矢筒CD 40マナ

自動効果: 通常攻撃に追加魔法ダメージがつき、命中時に「枯死の呪い」を付与する。「枯死の呪い」がかかった敵に自身の他のスキルが命中すると、対象の最大体力に応じた魔法ダメージを与える。 発動効果: 次の「乾坤一擲」が強化される。

E滅びの矢雨CD 18/16/14/12/10マナ 90

複数の矢を射かけて物理ダメージを与え、範囲内の土壌に穢れをもたらす。穢された範囲内に入った敵は、スロウ状態になり、自己回復スキルの効果と、体力自動回復が低下する。

R穢れの連鎖CD 100/80/60マナ 100

穢れの蔓を放ち、最初に命中した敵にダメージを与え、スネア効果を付与する。蔓は近接する別のチャンピオンの位置に向かって拡散し、命中するとそのチャンピオンにも同様にダメージを与えてスネア効果を付与する。

まず結論

ヴァルス(Varus)の勝ち方は3つで言えます。

  • ① Wのスタックを、他のスキルで起爆するヴァルスのダメージの本体は、通常攻撃で乗る「腐敗」を、Q・E・Rで起爆する部分です。最大体力比例の魔法ダメージなので、タンクにも通ります。そして起爆するたびに、基本スキルのクールダウンが縮む撃ちっぱなしではなく「殴って、溜めて、起爆する」循環を回すのが正しい形です
  • ② Rは基本、先に撃たないEのスロウで足を止めてからR。Rから入ってよいのは、確実に当たる時か、捕まえたい相手がいて、外しても問題が無いだけです。外すと唯一の生存手段を失います
  • ③ 集団戦でQを溜めるのは、Wの腐敗が乗っている時だけ溜め中は移動速度が落ち、行動阻害を受けると詠唱が消えてクールダウンが丸ごと乗ります。ただし腐敗が乗っているならWを発動してから溜めQ(WQ)が最も強い何も乗っていない相手に向かって溜めるのが無駄なだけで、Qそのものを封印するわけではありません

先に正直に書いておくと、今のヴァルスは統計上かなり弱いチャンピオンです(ボットで勝率47%台、ADC57体中54位)。ただし負け方が独特で、苦手対面の多くでレーンのゴールドは勝っていますレーンで負けているのではなく、レーンで勝っても試合で勝ち切れない。だからこの記事は「レーンの勝ち方」ではなく「レーンで作った有利を、どう試合の勝ちに変えるか」を軸にしています。

「ヴァルスに勝てない」で調べに来た人は、後半のヴァルスを相手にする側の対策」から読んでください。結論だけ先に言うと、Rを吐かせた直後が本番で、掴み系のサポートを当てることです。

こんな経験ありませんか

レーンでは押していたのに、集団戦が始まったらいつの間にか負けていた。ヴァルスで一番多いのがこれで、原因はたいてい2つ。腐敗が乗っていない相手にQを溜めて、その間に前に出て捕まっていることと、Rを開戦に使って外し、逃げ手段を失っていることです。この記事では、その2つから解説します。

どんなチャンピオン?

得意なこと: 遠距離からの削りと、タンクにも通るダメージです。Qは溜めるほど射程が伸び、Wの起爆は最大体力比例。Rは射程が長く、単独で相手を捕まえられて、当たった相手から周囲へ伝播します。レベル2で出せる一撃が、ADCの中で最大級なのも特徴です。

苦手なこと: 移動スキルが無いことです。脱出手段はフラッシュとRだけ。掴み系のサポートブリッツクランク ブリッツクランク・ノーチラス ノーチラス・レオナ レオナ・スレッシュ スレッシュ)に捕まると一発で終わります。それから、弾を消す相手サミーラ サミーラ・ヤスオ ヤスオ・ザヤ ザヤ)にはQもRも機能せず、モルガナのEはRを無効化します。

強い時間帯: レベル2と、腐敗の起爆が回り始めてから1〜2レベルは弱く、起爆でクールダウンが縮み始めると急に強くなります。後半はタンクが増えると失速する、序盤から中盤の主導権で勝ち切る設計です。

今の立ち位置: ボットで勝率47%台、5 Tier。26.16で魔法防御の成長が下げられ(序盤は硬く、後半は柔らかく)、26.17で本体の変更はありません。ただし主流のビルドが揃った試合だけ見れば勝ち越しているので、崩れているのはうまで」です。26.18で2本目のグインソー レイジブレードが戻される予定なので、公開後は数字が動きます。

誰におすすめ?: 「射程で削るのが好きで、スキルを途切れさせずに回す操作が苦にならない人」。派手な逃げは無く、やることは「殴って、溜めて、起爆する」の反復です。

スキルの使い方

数値は上の「スキル早見表」を見てください(パッチごとに自動更新されます)。ここでは使い方の判断だけを話します。

スキル使い方の要点
固有(復讐の化身)キルかアシストを取ると攻撃速度が上がります。ピック率が低いので相手が計算に入れていない。取った直後が最も強い時間帯で、ここで続けて交戦を選ぶと勝ちやすい
Q(乾坤一擲)溜めるほど射程と威力が伸び、腐敗の起爆倍率も伸びます。ただし溜め中は移動速度が落ち、行動阻害を受けると詠唱が消える相手を止めてから撃つ。集団戦では、腐敗が乗っている相手にだけ溜める(WQ)乗っていない相手に溜めず、通常攻撃を続けた方が出ます
W(枯死の矢筒)通常攻撃で腐敗のスタックが乗り、他のスキルで起爆。最大体力比例の魔法ダメージで、起爆するとスタック数に応じて基本スキルのクールダウンが縮む発動効果は次のQを「相手の失った体力に応じて伸びる魔法ダメージ」に変えます。3スタックにこだわって前に出ない積み切れなくても起爆していい
E(滅びの矢雨)範囲攻撃と地面の残留。スロウと回復阻害が乗ります。交戦の頭で撃って先に回復を切るのが定石。Rを当てる下ごしらえにも、逃げる相手の進路に置く使い方にもなる
R(穢れの連鎖)最初に当たった相手を止め、そこから周囲へ伝播。射程を過小評価されがちで、単独で相手を捕まえる道具ただし味方の追撃が無いと意味が薄い。拘束中に腐敗が自動で乗るので、R→Wの発動→溜めQが素直な始動。弾速が遅いので、Eのスロウで足を止めてから

ポイント: 腐敗の起爆は、ダメージのためというより回転率のためものです。起爆するたびにクールダウンが縮むので、上手いヴァルスは通常攻撃を挟みながらE・R・W・Qと繋いで、スキルを途切れさせません。低ランクは通常攻撃主体でスキルを回さない。ここが分かれ目です。

コンボ

順番を体で覚えると、考えずに手が動くようになります。まず「まず覚える3つ」を練習ツールで10回。慣れたら下の場面ごとの形へ。

まず覚える3つ

  • 基本(レーンで毎回使う): 通常攻撃3回(腐敗を3スタック)→ E(起爆)。レベル2はこれが一撃。Wの腐敗を乗せてから起爆する。
  • 逃げる: E(減速)を追ってくる相手の足元に撃って下がる。Rは逃げ手段なので、拘束してから逃げる。
  • オールイン(キルを取りに行く時): E(減速)→ R(拘束)→ 通常攻撃(腐敗を乗せる)→ W(発動)→ 溜めQ(WQ)。Rから入ってよいのは確実に当たる時だけ。

基本コンボ

  • レベル2の一撃: レベル1はEから上げることが多いので、レベル2でWを取り、通常攻撃を3回 → Eで腐敗を起爆WとQを両方持っているわけではないのでWQは撃てませんが、相手がまだレベル1のうちにこれを入れれば、サポートが絡めば大抵勝てる交戦です。Wの発動 → 溜めQ(WQ)はレベル3以降のです
  • 交戦の順番: E(回復を切る)→ 通常攻撃3回 → 即Qで起爆 → そのまま殴り続ける
  • R始動: E(スロウ)→ R → 拘束中にスタックが乗る → Wの発動 → 溜めQRが連鎖した周囲の敵にも腐敗が乗るので、集団戦では複数人に同時に条件が整います
  • ドラゴン: スタックを3つ乗せてからQで起爆すると、その一撃がスマイトを上回ります。スティール防止に
  • 序盤のCS: 通常攻撃で取る。砲台ミニオンが出た時だけQでウェーブを動かす。序盤にスキルを撒くとマナが切れます

小技

  • Eを外してもQでもRでも起爆できます当てられれば何でもいい
  • 2レベルのスキル選択を相手で変える相手が弱いか交換してこないならW寄り、強いボットなら安全にQ
  • タム・ケンチが味方を吸っている最中にRを当てると、吸われた側が吐き出されてそのまま拘束されます。ユーミが憑いている味方にRを当てると、降りても拘束が入ります

パワースパイク(強さの節目)

時間帯ごとの強さ

  • 序盤 ○ 普通: Eの起爆で削れるが、腐敗を3回積むまで火力が無い。ボットで押し込まれると弱い
  • 中盤 ◎ 強い: コア1本で腐敗の最大体力比例が伸び、Rで確実に1人を止められる
  • 終盤 ○ 普通: コア3本で通常攻撃と腐敗の火力が最大。射程で前に出ない相手を削れる
タイミング何が起きるか
レベル1弱い。ヴェインと並ぶ最弱クラス。通常攻撃でCSを取るだけ
レベル2最初のパワースパイク通常攻撃3回→Eで腐敗を起爆する一撃が、この時点のADCの中で最大級
レベル3〜5起爆が回り始めると急に強くなる。Eで回復を切ってからの交戦が成立
レベル6Rで単独で相手を捕まえられる。ただし始動には使わない
2本目(グインソー レイジブレード)本命のパワースパイクオンヒットの回転で起爆が速くなり、主流のビルドが揃った試合は勝ち越しています
3本目(テルミヌス)両方の貫通で、タンクにもキャリーにも通る形が完成
終盤タンクが増えると失速。序中盤の主導権で勝ち切る設計です

対策側から見ると、レベル1〜2Rを吐いた直後ヴァルスの弱い時間です。

レーン戦の考え方

序盤(〜レベル5)

  • レベル2を先に取って、一撃を入れるここが最初のパワースパイク
  • 序盤のCSは通常攻撃でスキルを撒くとマナが切れます。マナ管理が最重要
  • フラッシュをキルに使わない使うのは目標物の確保と、自分を守る時だけ。序盤にキルを取るためにフラッシュを切ると、以降の生存手段が無くなります
  • ジャングラーに寄られ続けているなら、タワー前でウェーブを止めて相手に来させるQの押し込みが強いので、放っておくと勝手に前に出てガンクの的になります
  • タンク系サポートと組んだ時は最後尾を取る前に出る役ではありません
  • 敵ジャングルへのワードは自分で置かない攻めのワードはサポートが置き、ADCは前に出ない

中盤以降(レベル6〜)

  • ボットのタワーを折ったら、そのままボットに残らない相手ミッドがウェーブ処理の弱いアサシンならミッドへ、相手トップが近接ならトップへ
  • 曖昧な交戦でRを吐かない逃走スキルが無いので、Rは攻撃手段である前に生存手段
  • 無理にキャリーを追わないタンクを先に溶かせる構成なので、位置を崩してまで後衛を狙って死ぬ方が
  • キルかアシストを取った直後に、続けて交戦を選ぶ固有の攻撃速度が乗っている時間が最も強い

相性のいいサポート

正直に書くと、ヴァルスは誰と組んでも五分前後で、サポート選択で勝率が跳ねる相手はいません。数字が最も良いのはソラカ ソラカ(デュオ勝率50%台)で、回復阻害を持つヴァルスと回復のソラカで、長いレーンを維持する形です。最も多く組まれるのはスレッシュ スレッシュ(49%)。掴み系ブリッツクランク ブリッツクランク・レオナ レオナ)はRとの連携は強いですが、数字は48%前後です。ラックスとノーチラス下位帯で、相性が良いとは言えません。

ヴァルスのカウンター:誰が苦手で、誰に強いか

具体的な数字はパッチごとに動くので、「名前」ではなく「なぜ」で覚えてください(今の統計は u.gg や OP.GG などで確認できます)。ヴァルスの表は普通の読み方が通用しません。苦手上位の多くで、レーンのゴールドは勝っています

カウンター(ヴァルスが苦手な相手)

先に1行だけ。ヴァルスが苦手なのは、後半の火力で並べない相手と、弾を消す相手ですそして本当の天敵は対面のADCではなく、掴み系のサポートです。

相手なぜ苦手かどう凌ぐか
トゥイッチ トゥイッチ数字でいちばん確かなカウンターレーンは互角なのに、ステルスからの奇襲でRを吐かされ、後半の射程で並べません相手が消えたらワードの上に立つ。Rは相手が見えてから。序盤で明確な差を付ける
ジンクス ジンクス最も多く当たる相手。レーンでは勝っているのに試合で負けます後半の継続火力で並べないジンクスの記事参照)序盤は弱く2対2でも負けにくい。後半に育たせないことだけ意識する。レーンの有利をタワーとドラゴンに変える
ゼリ ゼリ常に動きながら撃ってくるので、Rが当たりません味方のCCが入った時だけR。Eのスロウを先に置く
シヴィア シヴィアスペルシールドで溜めQとRを無効化されます序盤に安いスキルで吐かせる。長いクールダウンの間が攻め時
アッシュ アッシュレーンでは勝っているのに試合で負ける相手。射程で上回られ、Rで止められますアッシュの記事参照)相手のRが無い間にQで削り、低くなったらオールイン。レーンの有利を試合に変える
ミスフォーチュン ミスフォーチュン短い交戦では負けますミスフォーチュンの記事参照)オールインでは勝てる。相手のRの詠唱中は動けないので、そこにEとRを合わせる
ユナラ ユナラレーンは互角以上ですが、中盤の継続火力で並べませんユナラの記事参照)Qが点いている時は殴り合わない。相手のWは横に1歩。序盤の有利で試合を動かす
ヴェイン ヴェインレーンで600ゴールド以上勝ちながら、試合で負ける相手。射程差だけ見て前に出ると1対1で負けます射程で削るだけにして、殴り合いに付き合わない。3本揃う前に試合を畳む
トリスターナ トリスターナ跳び込みとバーストが強く、キルや爆弾の起爆で跳躍が戻ります跳ばせてから、爆弾を満タンにさせないWが落ちた直後だけ前に出る

表に入れなかった相手も書いておきます。掴み系のサポートブリッツクランク ブリッツクランク・レオナ レオナ・ノーチラス ノーチラス・スレッシュ スレッシュ)が本当の天敵で、相性表はADC同士の勝率しか見せないのでここが抜け落ちます。移動技を持たないので、当てられたら一発で終わり。サミーラ サミーラWで弾をまとめて消すのでQもRも機能せず、Wが無い時間だけの勝負になります。ソラカ ソラカは、Qを溜めている最中にサイレンスを入れられると詠唱が消えてクールダウンが全部乗る相手です。モルガナ モルガナEでRを無効化します。

ヴァルスが有利な相手

正直に書くと、今のパッチで十分な試合数のある相手のうち、勝ち越しているのはアフェリオス1体だけです。以下は「互角以上に持ち込める相手」として読んでください。

相手なぜ有利か勝ち方
アフェリオス アフェリオス唯一の勝ち越し相手。移動手段が無く、Rで捕まえられます何を構えているかで全部変わる。近距離の構えの時だけは絶対に寄らせないそれ以外は射程で削る
エズリアル エズリアル遭遇率が高く、ほぼ互角。Eが無い間が狙い相手のEが落ちた瞬間にRで踏み込んで起爆序盤のバーストは相手の方が高いので、レベル2以外は無理をしない
カイ=サ カイ=サ最も多く当たる相手で、レーンでは勝っています。ただし評価は割れる相手Eの機動力でこちらのEも避けられる。相手の位置取りのミスをRで捕まえる以外に手が無いので、レーンの有利で試合を動かす
ケイトリン ケイトリン射程では負けますが、本体が弱い相手罠を踏まない。モルガナと組まれると根+罠で即死するので、その時は距離を取る
ジン ジン4発撃ち切る前は単独でこちらを倒せませんリロードの隙が全部こちらの時間。4発目を撃たせてから前に出る
ザヤ ザヤほぼ互角。羽の帰りとRで弾を消されます羽が地面に残っている時は前に出ない。Rの無敵の後にE→R
ドレイヴン ドレイヴン斧を拾う動きが読めるので、そこにQかEを置けますRで止めれば斧を拾わせずに勝てる足の遅い相手には射程差の牽制が刺さります

数字と実感が食い違う相手:ヴァルスは「レーンで勝って試合で負ける」チャンピオンです

苦手上位10体のうち6体で、15分時点のゴールド差はヴァルスが勝っています。ヴェインに至ってはレーンで600ゴールド以上取りながら、勝率は46%台。カウンター表の普通の読み方(苦手=レーンで負ける)が、ヴァルスには通用しません

負けているのは、レーンで作った有利を試合の勝ちに変える工程です。具体的には3つ。

  • Rを開戦に使って外し、逃げ手段を失っているRは攻撃手段である前に生存手段です
  • 集団戦でQを溜めて、その間に前に出て捕まっている交戦が始まったらQは溜めない
  • ボットのタワーを折った後、ボットに残っている相手のジンクスやトゥイッチが後半に育つ時間を、そのまま渡している

だからこの記事の「勝ち方」は、レーンではなくレーンの後にあります。レーンで勝ったら、ミッドかトップに移って試合を畳むここができれば、表の数字は変わります。

カイ=サとソラカは、人によって評価が真逆に出る相手です。カイ=サは「ヴァルス有利」と「ヴァルスで相手にしたくない」が並び、ソラカは「持続力でヴァルスのポークに勝てない」と「サイレンスでQを潰される」が並びます。どちらも断定せず、相手の腕で変わる相手として書いておきます。

苦手と有利の「共通点」を覚えると、初見の相手にも応用できます

  • カウンターの共通点: ①後半の火力で並べない相手ジンクス ジンクス・トゥイッチ トゥイッチ・ヴェイン ヴェイン・ユナラ ユナラ)②弾を消す相手サミーラ サミーラ・ヤスオ ヤスオ・ザヤ ザヤ・シヴィア シヴィア)③掴み系のサポートブリッツクランク ブリッツクランク・レオナ レオナ・ノーチラス ノーチラス・スレッシュ スレッシュ)。追い越されるか、消されるか、捕まるか、のどれかです
  • 有利な相手の共通点: 足が遅く、スキルを避けられない相手アッシュ アッシュ・ドレイヴン ドレイヴン・アフェリオス アフェリオス・ケイトリン ケイトリン)。射程で削って、通常攻撃の殴り合いを避けられます。低ランクほど効く
  • まとめると、ヴァルスは止まっている相手に強く、止まらない相手と弾を消す相手に弱いチャンピオンです。そして対面より先に、相手のサポートを見てください

ヴァルスを相手にする側の対策

「ヴァルスに勝てない」で調べに来た人向けの本命の章です。

  • ① Rを吐かせた直後が本番そこまでは無理に踏み込まない。R抜きのヴァルスは逃げ手段がありません
  • ② 掴み系のサポートで捕まえる移動技が無いので、当てれば終わります。ブリッツクランク ブリッツクランク・ノーチラス ノーチラス・レオナ レオナ・スレッシュ スレッシュ)
  • ③ 弾を消すヤスオの風の壁、サミーラのW、ザヤのRでQとRが消えます。モルガナのEはRを無効化します
  • ④ Qの溜め中にサイレンスかノックアップを当てる詠唱が消えてクールダウンが全部乗ります。ソラカのEが代表
  • ⑤ Rは弾速が遅いので、位置取りを崩されていなければ見てから避けられるEのスロウを受けている時だけ注意
  • ⑥ 1〜2レベルで殴るここが最も弱い時間帯。ただしレベル2の一撃だけは受けない(相手が通常攻撃を3回入れてきたら、Eの起爆が来る前に下がる)
  • ⑦ ウェーブの後ろに立たない長射程のポークで削られます。回復系サポートで消耗戦に持ち込むのも有効
  • ⑧ レーンで負けても焦らないヴァルスはレーンで勝っても試合で勝ち切れないチャンピオンです。後半に伸びるADCなら、生き延びるだけで逆転します
  • カウンターピックのおすすめ: 後半に伸びるジンクス ジンクストゥイッチ トゥイッチヴェイン ヴェイン弾を消すサミーラ サミーラシヴィア シヴィアサポートならブリッツクランク ブリッツクランクノーチラス ノーチラスレオナ レオナ掴み系

集団戦の立ち回り

  • Eを頭に置いて、回復を切る交戦の順番はE→通常攻撃→Q起爆
  • Qを溜めるのは腐敗が乗っている時だけWの発動→溜めQ(WQ)が最大ダメージ。乗っていない相手に溜めず、通常攻撃を続ける
  • Rは味方のCCの後か、EのスロウのRから入ってよいのは、確実に当たる時か捕まえたい相手がいて、外しても問題が無い時だけ。連鎖した相手全員に腐敗が乗るので、固まった敵に当てるほど価値が上がる
  • 無理にキャリーを追わないタンクを先に溶かせる構成
  • タンク系サポートと組んでいるなら最後前に出る役ではない
  • 曖昧な交戦でRを吐かない生存手段として温存する

一緒に組むと強い味方

スキルの噛み合わせで選んでいます。「どんな種類の味方だと、何ができるか」で分けました。デュオ勝率の統計で裏が取れているものは、その旨を書いています。ピック画面で見えたら、その形を狙ってください。

CCを繋いでくれる味方(腐敗を積んで起爆する)

ヴァルスの火力は腐敗3スタックの起爆です。相手が動けない時間があるほど、通常攻撃3回→Eの起爆まで届きます。

味方何ができるか
スレッシュ スレッシュQの拘束にRと腐敗の起爆が繋がる
ノーチラス ノーチラス拘束中に通常攻撃3回→起爆が確定する
レオナ レオナスタンに腐敗3スタックが積める
レル レルWの打ち上げとRの引き寄せで固定できる

自分のRの拘束に合わせて火力を出してくれる味方

Rは相手を止めて周りにも広がります。そこに火力を重ねられる味方がいると、集団戦が1手で終わります。

味方何ができるか
ミス・フォーチュン ミス・フォーチュンRで固めた相手にRの全段
ゼラス ゼラスRの相手にE→Qを合わせられる
ブランド ブランドRで固まった相手にW→E→Qが確定

長いレーンを一緒に維持してくれる味方

ヴァルスは回復阻害を持ち、レーンで削り合いに強いです。回復でレーンを維持できる味方だと、相手は回復できず、こちらは回復できます。

味方何ができるか
ソラカ ソラカ回復阻害と回復で長いレーンを維持できる。デュオ勝率が最良
ソナ ソナQのポークと回復でレーンの持久力が違う
ナミ ナミWの回復とEの強化攻撃で削り合いに勝てる

ビルドの考え方(26.17時点の主流)

ヴァルスのビルドはオンヒットで起爆の回転を上げる」形が主流です。主流の3本が揃った試合だけ見れば勝ち越しているので、うまでを耐えるのが課題です。名前より理由で覚えてください。

栄華メイン

プレスアタックリーサルテンポフリートフットワーク征服者
体力吸収凱旋冷静沈着
レジェンド: 迅速レジェンド: ヘイストレジェンド: 血脈
最期の慈悲切り崩し背水の陣

天啓サブ

ヘクステックフラッシュネイター魔法の靴キャッシュバック
トリプル トニックタイムワープトニックビスケットデリバリー
宇宙の英知疾駆なんでも屋

ステータスのかけら

攻撃速度攻撃速度
アダプティブアダプティブ
体力体力
  • リーサルテンポ ルーンはリーサルテンポが主流(採用率7割): 殴り続けるほど攻撃速度が伸び、腐敗のスタックが速く乗ります。サブは天啓の宇宙の英知(スキルヘイスト)とキャッシュバック
  • プレスアタック採用率1割強ながら勝率はリーサルテンポより高く出ています。短い交戦が多いレーンなら試す価値あり。秘儀の彗星のポーク型勝率が低く、勧めません
スタティック シヴグインソー レイジブレードテルミヌス
  • 基本形: スタティック シヴ スタティック シヴ(ウェーブ処理と攻撃速度。レーンの主導権)グインソー レイジブレード グインソー レイジブレード(オンヒットの回転で起爆が速くなる。26.18で強化予定)テルミヌス テルミヌス(両方の貫通。26.15で強化)
  • 1本目の別候補: ルインドキング ブレード ルインドキング ブレード。タンクが多い相手構成で、最大体力比例を重ねる
  • 4本目以降: 変幻自在のジャック=ショー 変幻自在のジャック=ショー(両方の防御)、ダイブ構成には ゾーニャの砂時計 ゾーニャの砂時計(ヴァルスがAPアイテムを買うのは変に見えますが、起爆が魔法ダメージなので無駄になりません)
  • スタート: ドラン ボウ+体力ポーション2個(7割)
  • : 多数派はバーサーカー ブーツですが、グラトナス ブーツ方が勝率で6pt以上高く出ています。移動スキルの無いヴァルスには、オムニヴァンプの回復が効くという理屈です。まずはグラトナスで
  • サモナースペル: フラッシュ+バリア8割。移動スキルが無いので、バリアは「殴り合いを1回多く生き残る」ため
  • スキルの上げ順: Q > W > Eレベル1〜3はE → W → Q上げ順が割れているチャンピオンで、この順が最も勝率が高い
  • 最新の細かい主流は統計サイト(u.gg / OP.GG等)で試合前に確認する癖を。26.18でグインソー レイジブレードが動くので特に

対面で変えるアイテム

いつも同じ順番で買うと、相手に合わせた1本で負けます。対面が決まった時に変える所だけ書きます。

  • 掴み系サポート相手: 3本目にマーキュリー ブーツ、またはQSS
  • 硬い相手が多い: 2本目にラスト ウィスパー系。腐敗の最大体力比例と合わせる
  • 弾を消す相手サミーラ サミーラ・ヤスオ ヤスオ): 溜めQを減らしてオンヒット寄り。グインソー レイジブレードを早める

よくある失敗

①外れる場面でRから入る弾速が遅く、見てから避けられます。Eのスロウで足を止めてからR。Rから入ってよいのは、確実に当たる時か、捕まえたい相手がいて外しても問題が無い時だけです。外した上に、唯一の逃げ手段を失うのが一番多い負け方です。

②腐敗が乗っていない相手にQを溜める溜め中は移動速度が落ち、CCを受けると詠唱が消えます。溜めるのはWの腐敗が乗った相手に対してだけ(WQ)。それ以外は溜めずに撃つか通常攻撃を続ける。

③腐敗を3スタック積もうとして前に出る積み切れなくても起爆していい。スタックにこだわって死ぬのが典型的な負け筋です。

④通常攻撃主体でスキルを回さない起爆でクールダウンが縮むので、通常攻撃を挟みながらE・R・W・Qと繋ぐ。

⑤序盤にキルを取るためにフラッシュを切るフラッシュは目標物の確保と自衛のためのものです。

⑥ボットのタワーを折った後、ボットに残るレーンで作った有利を試合に変える工程で負けるのがヴァルスです。ミッドかトップへ。

⑦序盤にスキルでCSを取ってマナを切らすCSは通常攻撃で。砲台ミニオンの時だけQ。

このチャンプで3試合やる時の目標

  • 1試合目: レベル2の一撃を入れる通常攻撃3回→Eの起爆を、相手がレベル1のうちに1回決める
  • 2試合目: Rを「Eのスロウの後」か「確実に当たる時」にだけ撃つ外れたRの回数を0にする
  • 3試合目: Qを溜めるのは腐敗が乗った相手にだけ(WQ)腐敗の無い相手に溜めた回数を数える
  • 3試合を通して: ボットのタワーを折ったら、ミッドかトップに移る。ボットに残った時間を0にする

COACHING

ヴァルスが得意なコーチがいます

この記事で覚えた動きは、実戦を見てもらうのが一番早く身につきます。ヴァルスを得意チャンピオンに登録しているコーチに、リプレイ添削や1on1で直接聞けます。

ランクを上げたい人へ: ランクの仕組みと分布、帯ごとの抜け方