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ケネン

初心者向けトップチャンピオン解説 ・ パッチ26.18対応

【LoL】ケネンのカウンターとビルド|Rは、懐に入ってから撃つ

読了目安 約33分 ・ 最終更新 2026年10月10日

この記事で学べること

ケネンのカウンターはドクター・ムンド、ヨリック、ガングプランク。ケネンが相手の時の対策、刻印3つでスタンする仕組みと積み方、近づかずにスタンを取る形、EとフラッシュでRの位置を作る手順、電撃のルーンとヘクステック ロケットベルト起点のビルドまで。勝率50%超なのに不利な対面の見分け方も解説。

監修: ドネキフ塾長

LoL歴9年・最高ランクはエメラルド・全チャンピオンを使用|YouTube活動5年・動画2,000本以上・登録者4.5万人|コーチ40人超が所属するドネキフ塾の運営者|大好きなチャンピオンはティーモ ・ ドネキフ塾 コーチ

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📖 目次

スキル早見表

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基礎基本ステータスレベル1と18▾
項目レベル1レベル18
体力5802246
気200200
攻撃力48111.8
攻撃速度0.630.99
物理防御29113.2
魔法防御3052.1
体力自動回復(5秒)5.516.6
移動速度335335
射程550550
P嵐の刻印固有スキル▾

スキルを3回命中させた敵をスタンさせる。

気の回復
25
スタン時間
1.25秒
軽減スタン時間
0.5秒
マークの持続
6秒
逓減戻り時間
6秒
Q雷遁手裏剣CD 7/6.25/5.5/4.75/4秒気 60/55/50/45/40▾

ケネンが狙った場所に手裏剣を連投し、命中した敵ユニットにダメージと「嵐の刻印」を与える。

基本ダメージ
75 / 125 / 175 / 225 / 275
W稲妻の奔流CD 13/11.25/9.5/7.75/6秒気 40▾

自動効果: ケネンの数回ごとの攻撃が、対象に追加ダメージと「嵐の刻印」を与えるようになる。 発動効果: 周囲の刻印を受けている対象にダメージを与え、 新たに「嵐の刻印」を付与する。

攻撃力反映
80% / 90% / 100% / 110% / 120%
基本通常攻撃時ダメージ
35 / 45 / 55 / 65 / 75
基本ダメージ発動時
70 / 95 / 120 / 145 / 170
魔力反映発動時
80%
E疾風迅雷CD 10/9/8/7/6秒気 80▾

稲妻と化したケネンがユニットをすり抜け、接触したユニットに「嵐の刻印」を与える。この形態になるときに移動速度が増加し、この形態から抜けるときには攻撃速度が増加する。

基本ダメージ
80 / 120 / 160 / 200 / 240
気返還
40
移動速度
100%
時間攻撃速度球
2秒
合計攻撃速度
40% / 50% / 60% / 70% / 80%
時間後球
4秒
ダメージミニオン
65%
ダメージ範囲
200
残留
15%
クリティカル時間追加
1秒
R雷撃の大嵐CD 120秒気 -▾

ケネンが雷雲を召喚し、周囲にいる敵チャンピオンに魔法ダメージを与える。

基本ダメージ
40 / 80 / 120 / 160 / 200
魔力反映
25%
ダメージ増加
10%
ケネンのページ(スキルの全数値・ティア・モード別の構成)

ケネンはこういうチャンピオン(トップ)。得意なこと・苦手なこと・強い時間帯と、パワースパイク

ケネンが相手で困っている人へ: ケネンを相手にする側の対策に、避け方・弱い時間・対策アイテムをまとめています。

まず結論

ケネンの勝ち方は3つで言えます。

  • ① ケネンは「削る」チャンピオンであって「倒す」チャンピオンではありません。だから体力を積んで回復する相手には、全部負けます。ここを受け入れると相性の判断が一気に楽になります。
  • ② スタンは、スキルを3回当てて初めて入ります。「どうやって3つ積むか」がそのままコンボの設計です。
  • ③ Rは単独で撃つ技ではありません。Eかフラッシュで懐に入ってから撃つ。先に撃つと相手が下がって当たりません。

ケネンはトップで確定です(試合の81%)。A+ティアの16位と数字は良いのですが、上位のプレイヤーだけを見ると59%まで上がります。使い手の差が大きく出るチャンピオンです。

ケネンのカウンター早見表(26.20)

ケネンが苦手な相手を、つらい順に並べました。理由と対策は下の「ケネンのカウンター:誰が苦手で、誰に強いか」で詳しく解説しています。

苦手な相手ひとことで
ドクター・ムンド ドクター・ムンド削っても全部回復で戻るうえ、固有で行動妨害を1回無効化される
ヨリック ヨリック亡霊に囲まれると削り切れない
ガングプランク ガングプランク樽で射程を無効化され、Wで刻印のスタンを解除される(ガングプランクの記事も参照)
オーン オーン耐久が高くて削り切れず、Eの壁ノックアップとRで一方的に止められる
ティーモ ティーモ射程でこちらを上回り、下がりながら撃たれると触れない

ケネンが有利な相手はシンジド、アンベッサ、モルデカイザーです。

こんな経験ありませんか

ケネンで詰まる場所は、だいたいここです。

  • Rを撃ったのに、相手が下がって当たらなかった
  • 削ったのに倒し切れず、相手だけ回復して戻ってきた
  • スタンを取ろうとして、気づいたら自分が死んでいた

1つ目はRを撃つ位置、2つ目は相性の問題、3つ目は刻印の積み方です。この記事では、その3つを順番に解説します。

どんなチャンピオン?

得意なこと: 遠くから一方的に削ることと、集団戦で複数人を同時に止めること。近距離のファイターが相手なら、触らせずに削り続けられます。

苦手なこと: 倒し切れない相手。ケネンには吸血の手段がアイテムにも技にも一切ありません。だから削り合いで消耗し、相手だけ回復して戻ってくる展開になります。体力と回復を積んで、こちらのポークを無視して走ってくる相手が全部きついです。

強い時間帯: レベル6以降、特にアイテムが1つ揃ってから。Rを撃つ位置まで踏み込む手段が手に入ると、一気に仕事が増えます。

誰におすすめ?: 技を当てるのが好きな人。ケネンの基礎攻撃力は全チャンピオンでも最低クラスなので、通常攻撃ではなく技で戦います。Qを当てられるかどうかが、そのまま強さになります。

スキルの使い方

数値は上の「スキル早見表」を見てください(パッチごとに自動更新されます)。ここでは使い方の判断だけを話します。

ケネンのスキル。固有(嵐の刻印): スキルを3回命中させた敵をスタンさせる。Q(雷遁手裏剣): ケネンが狙った場所に手裏剣を連投し、命中した敵ユニットにダメージと「嵐の刻印」を与える。W(稲妻の奔流): 自動効果: ケネンの数回ごとの攻撃が、対象に追加ダメージと「嵐の刻印」を与えるようになる。E(疾風迅雷): 稲妻と化したケネンがユニットをすり抜け、接触したユニットに「嵐の刻印」を与える。R(雷撃の大嵐): 周囲にいる敵チャンピオンに魔法ダメージを与える

スキル使い方の要点
P 嵐の刻印スキルを3回当てるとスタン。刻印は6秒で切れる。同じ相手に6秒以内に2回目のスタンを入れると、持続が半分以下になるので連続スタンを当てにしない
Q 雷遁手裏剣射程950。レーンの主力。当てた直後にWを繋ぐのが基本。苦手な相手には「Qだけ投げて下がる」道具になる
W 稲妻の奔流自動効果で数回ごとの通常攻撃に刻印が乗る。ここが一番安く刻印を積む手段。発動は刻印済みの相手に一斉に当たる
E 疾風迅雷移動速度が倍になり、相手をすり抜けて刻印を配る。常に温存する。ウェーブを押す時以外は使わない
R 雷撃の大嵐3秒間、周囲に連続で当たる。1回ごとに刻印が付くので、単独で範囲スタンになります。発動中は防御も上がります

ポイント: Wの自動効果を先に使ってください。発動を撃つ前に、自動効果が乗った通常攻撃を1回挟む。これで刻印が1つ増えます。通常攻撃 → Q → W発動、で刻印が3つ揃ってスタンします。近づかずにスタンを取れる唯一の形なので、遠隔の相手にはこれだけで戦えます。

ポイント: Eは逃げ道です。 ガンク(味方ジャングルの奇襲)を避ける、追われた時に抜ける、この2つのために残しておいてください。Eが無いケネンは、捕まったら終わりです。

ポイント: フラッシュが無いケネンは、ほぼ機能しません。 Eだけでは踏み込み切れず、Rを本命の相手に当てられないからです。フラッシュは開幕から温存する前提で立ち回ってください。

コンボ

まず覚える3つ

ケネンのコンボはまず3つ。遠距離でスタンを取る: Wの自動効果が乗った通常攻撃 → Q → W発動、レーンの基本トレード: Q → W(刻印2つで止めて下がる)、仕掛ける: E → R → W → Q

  • 遠距離でスタンを取る: Wの自動効果が乗った通常攻撃 → Q → W発動
  • レーンの基本トレード: Q → W(刻印2つで止めて下がる)
  • 仕掛ける(レベル6以降): E → R → W → Q

基本コンボ

遠距離スタン、つまり 通常攻撃 → Q → W発動 が、ケネンの一番大事な形です。通常攻撃で1つ、Qで1つ、W発動で1つ。合計3つで刻印が埋まってスタンします。近づかずにスタンが取れるので、射程で勝っている相手にはこれだけで押せます。

レーンの短いトレードは、Q → Wで止めます。 刻印は2つで構いません。ケネンは基礎攻撃力が低いので、通常攻撃の回数を稼ごうとするより、Qを当てて下がるほうが得をします。

ウェーブ処理: Eでミニオンの列を抜けてから、W発動。Eで刻印を全体に配ってから、Wで一斉に叩く形です。

逃げる時は、遠距離スタンと同じ形(通常攻撃 → Q → W)で追ってくる相手を止めてから、Eで抜けます。

小技・上級コンボ

キルを取りに行く形: Wの自動効果が乗った通常攻撃 → E → フラッシュ → W発動でスタン → Eをキャンセル → 通常攻撃 → Q → 通常攻撃。

Eを途中でキャンセルするのは、Eから抜ける時の攻撃速度上昇を早く得て、スタン中の通常攻撃を1発多く入れるためです。

最大火力(レベル6以降): E → R → ヘクステック ロケットベルト ヘクステック ロケットベルト → W → Q。

順番が大事です。Eで懐に入ってからRを撃ちます。先にRを撃つと、相手が下がって当たりません。ロケットベルトはRの直後1秒以内に使ってください。

パワースパイク(強さの節目)

時間帯ごとの強さ

  • 序盤 ○ 普通: 遠くから一方的に削れますが、倒し切る力はまだありません
  • 中盤 ◎ 強い: レベル6と1つ目のアイテムで、Rを撃つ位置まで踏み込めるようになります
  • 終盤 ○ 普通: 集団戦の仕事は残りますが、削り合いでは相手の回復に負けます

ケネンの節目は、Rを撃つ位置まで届くかどうかで決まります。

タイミング何が起きるか
レベル6(R取得)複数人を止める手段が入ります。ただし届く手段がまだ無い
ヘクステック ロケットベルト ヘクステック ロケットベルト完成ここが本当の節目。相手が重なっている場所へ飛び込めるようになります
ゾーニャの砂時計 ゾーニャの砂時計完成飛び込んだ後にRを撃ち切れます。ここまで来て初めて形が完成します

レーン戦の考え方

序盤(〜レベル5)

Qを当てられるかどうかで、やることが変わります。

  • Qが当たるなら、Q → Wの短いトレードを繰り返して体力の差を作る
  • Qが当たらないなら、無理をせずCSだけ取る。ケネンはレーンを支配するチャンピオンではありません

上位帯の共通認識は、ケネンはほとんどの対面で互角になる、というものです。押しつけようとするより、そこそこ押してから小競り合いを探すほうが結果が出ます。レーン支配型だと思って組み立てると外します。

Eは温存してください。 ウェーブを押す時以外に使うと、ガンクを避けられなくなります。

中盤以降(レベル6〜)

Rが入ると役割が変わります。他のレーンへ行く価値が一気に上がります。

  • 動く合図は「相手のタワー前にミニオンが溜まっている時」です。ケネンは自分のウェーブを押し込んでから動くのではなく、押し込まれている側のレーンへ行くほうが刺さります
  • Rは必ずEかフラッシュとセットで。単独で撃つRは、ほぼ無駄撃ちになります
  • 集団戦では、Rの後にW発動。Rで刻印が乗った相手全員にWが当たります

ウェーブを押すか止めるかの基準は、ウェーブ管理の基本にまとめてあります。

試合中の立ち回りの考え方そのものは、TOPの上達法にまとめてあります。

ケネンのカウンター:誰が苦手で、誰に強いか

数字はエメラルド以上・パッチ26.18のトップのものです。エメラルド以上の平均勝率は51.6%前後なので、50%はちょうどではなく負け越しです。ケネン自身が高めなので、50%台前半の相手はすべて不利寄りだと思って見てください。

ケネンの苦手な相手はドクター・ムンド・ナサス・ヨリック、有利な相手はシンジド・アンベッサ・モルデカイザー

カウンター(ケネンが苦手な相手)

相手なぜ苦手かどう凌ぐか
ドクター・ムンド ドクター・ムンド数字の上で飛び抜けて最悪。削っても全部回復で戻るうえ、固有で行動妨害を1回無効化される回復低下のアイテムを早めに入れる。1対1を諦めてCSを取り、他のレーンへ行く
ヨリック ヨリック亡霊に囲まれると削り切れない。体力も回復も高い亡霊を処理してから本体へ。深追いしない
ガングプランク ガングプランク樽で射程を無効化され、Wで刻印のスタンを解除される(ガングプランクの記事も参照)樽を壊す。Wを吐かせてからスタンを狙う
オーン オーン耐久が高くて削り切れず、Eの壁ノックアップとRで一方的に止められる1対1を狙わない。ウェーブを押して他のレーンへ
ティーモ ティーモ射程でこちらを上回り、下がりながら撃たれると触れないミニオンの裏に立つ。キノコを避ける。CS優先に切り替える
ナサス ナサス対戦数が最も多い苦手な相手。削れるが殺せないので、スタックを止められないまま時間が過ぎるウェーブを押してタワーに当て、CSを取らせない。Rは他のレーンで使う
ジェイス ジェイス勝率54%で有利に見えますが、実際は不利です。射程で削られ、こちらのポークが成立しないミニオンの裏に立つ。ジェイスが前に出た瞬間だけQを当てる

共通しているのは2種類です。 1つは削っても殺せない相手(ムンド・ナサス・ヨリック・オーン)。もう1つは射程と設置物で一方的なポークを許してくれない相手(ガングプランク・ティーモ・ジェイス)。どちらも「強いから勝てない」のではなく、ケネンの勝ち筋が成立しないから勝てないという形です。

数字の読み方に注意してください。 サイオン サイオン(51.8%)、ジェイス ジェイス(54.0%)、カ・サンテ カ・サンテ(54.8%)は、どれも勝率が50%を超えているのに不利対面です。相手自身の勝率が高いので、差し引くと負け越します。

苦手な相手に効くアイテム(数字で見る)

苦手な相手と当たった試合だけで比べて、買うと勝率が上がっていたアイテムです(直近30日・エメラルド以上)。後から買うアイテムほど勝率が高く出るので、靴・序盤・1〜2本目だけで比べています。

  • ドクター・ムンド: 数字ではやや上なのが、序盤の 忘却のオーブ 忘却のオーブ(この相手で51.6%。序盤の平均は47.1%)
  • ナサス: 数字ではやや上なのが、序盤の 運命の灰 運命の灰(この相手で50.7%。序盤の平均は46.6%)
  • ヨリック: 序盤に ソーサラー シューズ ソーサラー シューズ(この相手で56.0%。序盤の平均は50.5%)

ケネンが有利な相手

相手なぜ有利か勝ち方
シンジド シンジド最も数字の良い相手。近づいてくるだけなので、射程で一方的に削れる追わずに削る。毒の範囲に入らない
アンベッサ アンベッサ対戦数も多い有利対面。突進で近づくまでの間に削り切れる突進を1回避ければ勝ち。Eを逃げ道に残す
モルデカイザー モルデカイザー移動手段が乏しく、射程差がそのまま出るRを避ける位置に立つ。連れて行かれたらEとスタンで抜ける
アカリ アカリ6より前は射程を越えられず、一方的に削れるレベル6までに差を作る。ただし後述のとおり上のランク帯では話が変わります
シェン シェン1対1で倒し切る火力が無い。射程で削り続けられるWが出ている間は下がる。切れたらQを当てる
セト セト対戦数が多い有利対面。距離を詰める手段が乏しい近づかれたらEで抜ける。Qで削り続ける
ガレン ガレン走って近づくだけなので、削って下がるだけで勝てるEが回っている間は離れる。茂みにワードを置いて先に見つける

共通しているのは、近距離の突進型ファイターです。 触らせずに削れる相手には、ケネンは素直に強い。ジャックス ジャックスと ダリウス ダリウスも同じ理由で有利側です。茂みにワードを置いて、先に見つけて一方的に削るのが定石になります。

苦手と有利の「共通点」を覚えると、初見の相手にも応用できます

  • カウンターの共通点: 体力と回復を積んで、削りを無視して走ってくる相手と、射程で殴り返してくる相手。
  • 勝てる相手の共通点: 近づかないと何もできない、耐久がそこそこの相手。
  • 確認するのは1つだけ。「この相手を、私は削り切って倒せるか」。倒せるなら有利、削っても戻されるなら不利です。ケネンに「削り続ければいつか勝てる」は無い、と覚えておいてください。

統計と実感が食い違う相手

アカリ アカリは、今は有利ですが、ランクが上がると逆転します。 数字ではケネンが57%近く勝っていますし、低いランク帯ではアカリがケネンの射程を越えられず一方的に削られます。

ところが上位帯のアカリは、煙幕とRで距離を詰めてきます。そうなると、削り切る前にこちらが溶けます。今は楽でも、上がると別物になる相手だと思っておいてください。

ナサス ナサスについて、面白い事実があります。 上位帯のケネン使いは「ナサスは常にBANしているので、よく分からない」と言います。対面を避けていること自体が答えです。統計でも、ナサスはケネンにとって最も対戦数が多いのに勝てていない相手になっています。

ティーモ ティーモは、ケネン側が過小評価している相手です。 「データが無いから互角だろう」と扱われがちですが、数字でははっきり不利(勝率−3.1%)。同じ小さい遠隔同士で互角に見えて、射程はティーモのほうが実質上です。

オラフ オラフは逆に、数字では有利側に出ています。 Rで行動妨害が効かなくなるので実感としては苦手なはずで、上位帯のガイドも苦手に分類しています。対戦数が300台なので断定はできません。Rの残り時間を見られるかどうかで結果が変わる対面だと思ってください。

ケネンを相手にする側の対策

「ケネンに勝てない」で調べて来た人向けです。大前提はこれです。ケネンは遠くから削れても、倒し切る力は持っていません。体力と回復で受け止めれば、レーンで負ける理由はほとんどありません。

  • ① 回復で削りを戻します。ケネンには吸血の手段が一切ありません。削り合いが長くなるほど、回復できる側が必ず勝ちます。体力の多いチャンピオンや、自分で回復できるチャンピオンを選ぶだけで、ケネンのQの削りは意味を失います
  • ② 刻印が2つ付いたら下がります。ケネンは固有でスキルを3回当てた相手をスタンさせます。Q(雷遁手裏剣)、Wの強化された通常攻撃、E(疾風迅雷)の接触、どれでも刻印が1つずつ付きます。頭の上の印が2つになったら、3つ目を受ける前に距離を取ってください
  • ③ Eが無い時に仕掛けます。ケネンの唯一の逃げ道はEです。ウェーブを押すためにEを使った直後が、一番仕掛けやすい瞬間です。ミニオンの後ろに立ってQを防ぎ、Eが消えたのを見てから前に出ます
  • ④ 茂みの視界を先に取ります。ケネンは茂みから見えない位置で一方的に削ってきます。コントロール ワード コントロール ワードで茂みを見ておけば、削りの起点を失います
  • ⑤ RはEかフラッシュの後に来ます。R(雷撃の大嵐)は周りの敵チャンピオンに魔法ダメージを与える技で、単独では撃ってきません。ケネンがEやフラッシュで飛び込んできた瞬間に、Rが来ると思って構えてください。ヘクステック ロケットベルト ヘクステック ロケットベルトが完成すると飛び込めるようになり、ゾーニャの砂時計 ゾーニャの砂時計まで揃うとRを撃ち切れるようになります。スタンが重いのでマーキュリー ブーツ マーキュリー ブーツ、ダメージが魔法なので魔法防御が効きます
  • ⑥ 相性のいいチャンピオンで受けます。ドクター・ムンドは削られても回復で全部戻し、固有で行動妨害を1回無効にできます。ナサスはケネンが削れても殺せないので、スタックを止められません。オーンは耐久が高く、Eの壁ノックアップとRで一方的に止められます

集団戦の立ち回り

ケネンの集団戦は、Rを撃つ位置が全部です。

ケネンの集団戦の立ち回り。Eかフラッシュで、相手の複数人が重なっている場所へ入る、Rの直後にW発動、ゾーニャの砂時計は、Rを撃ち切るまで生き残るため、入る前に味方が続けるかを確認してください

  • Eかフラッシュで、相手の複数人が重なっている場所へ入る。ここが一番大事で、ここを間違えるとRは1人にしか当たりません
  • Rの直後にW発動。Rで刻印が乗っているので、Wが全員に当たります
  • ゾーニャの砂時計 ゾーニャの砂時計は、Rを撃ち切るまで生き残るために使います。飛び込んだ直後に押して、3秒を無事に終わらせる形です
  • 入る前に味方が続けるかを確認してください。1人で入ったケネンは、Rを撃ち終わった瞬間に倒されます

一緒に組むと強い味方

ケネンの強み: Rで周りの敵に何度も雷を当て、刻印が3つ溜まった相手をまとめてスタンできる。Eで素早く敵の真ん中に入れる。 ケネンの弱み: Rは周りの相手にしか当たらないので、敵の真ん中に入る必要がある。体力が低く、入ったあとに狙われると倒されやすい。 構成で気をつけること: トップは本来チームの前を受け持つことが多い位置ですが、ケネンは前に立って相手のスキルを受ける役ができません。ケネンを選んだ試合では、ジャングルかサポートに前で受けてくれるタンクがいるかを確認してください。いなければ、自分が前に出る場面を作らない立ち回りが必要になります。

ケネンが欲しい味方。強みを伸ばす味方: アムム

強みを伸ばす味方:相手をRの中に留めてくれる

ケネンのRでスタンを入れるには、相手に刻印を3回当てる必要があります。相手が止まっていれば、逃げられる前に3回当たります。

  • アムム(Rで周りの敵をスタン): アムムのRで相手が止まっている間に、ケネンのRが3回当たってスタンが続けて入ります。集団戦で相手を長く止め続けられます。定番のコンボ

ビルドの考え方(26.18時点の主流)

覇道メイン

電撃魂の収穫ヘイルブレード
追い打ち血の味わいサドンインパクト
第六感グリスリー メメントディープワード
貪欲な賞金首狩り執拗な賞金首狩り至極の賞金首狩り

魔道サブ

アクシオム アルカニストマナフローバンドニンバスクローク
至高追い風英気集中
追火水走り強まる嵐

ステータスのかけら

攻撃速度攻撃速度
アダプティブアダプティブ
体力体力

電撃 電撃(覇道)+ 魔道 魔道が採用率62%で最多です。理由ははっきりしていて、通常攻撃で距離を詰めずに、技だけでトレードを完結できるからです。ケネンの刻印3つと発動条件が素直に噛み合います。

血の味わいは実質的な必需品です。 ケネンのアイテムには吸血が一切ないので、レーンでの維持をルーンで賄うしかありません。

スキルの上げ順: レベル1から3は Q → W → E、以降は Q先上げ。ただしQを当てられないうちは、Wを先に上げるほうが勝率が出ます(トレードが安定して、当てる精度に依存しないため)。慣れるまではW先上げでも構いません。

  • ドラン ブレード ドラン ブレード+体力ポーション 体力ポーションで開始
  • ヘクステック ロケットベルト ヘクステック ロケットベルトが1つ目。Rを撃つ位置まで踏み込む手段として買います
  • ソーサラー シューズ ソーサラー シューズ(採用率89%でほぼ一択)
  • シャドウフレイム シャドウフレイム → ゾーニャの砂時計 ゾーニャの砂時計。ゾーニャは守るためというより、Rを撃ち切るまで生き残るためです
  • 相手にタンクが並ぶなら、1つ目を ライアンドリーの仮面 ライアンドリーの仮面に変える選択もあります
  • 最後に ラバドン デスキャップ ラバドン デスキャップ

直近の変更は26.16で、Rの防御ボーナスとダメージが両方上げられました。Riotの説明は「正しい角度からRを当てた時の見返りを厚くする」というもので、今のパッチはRで飛び込む形が強化されている状態です。26.17と26.18では変更はありません。その後、26.20でEの終了後の攻撃速度上昇が40〜80%から50〜90%に上がっています。

対面で変えるアイテム

  • 相手が魔法防御を積んできた: ヴォイド スタッフ ヴォイド スタッフをラバドン デスキャップ ラバドン デスキャップより先に
  • 相手に回復で粘る相手がいる: モレロノミコン モレロノミコン。ケネンは倒し切れないと仕事が残りません
  • 相手に行動妨害が多い: 靴をマーキュリー ブーツ マーキュリー ブーツへ。Rを撃ち切る3秒を止められると、何も起きません

最新の細かい主流は統計サイト(u.gg / OP.GG等)で試合前に確認する癖をつけてください。

動画で見る

動画では、ケネンが実際の試合でどう動くのかを紹介しています。細かい判断は、この記事の方に書いています。

よくある失敗

ケネンのよくある失敗。Rを先に撃つ、Eをウェーブ処理に使い切る、削り合いで勝てると思う、スタンを続けて狙う

①Rを先に撃つ。相手が下がって当たりません。Eかフラッシュで入ってから撃ってください。

②Eをウェーブ処理に使い切る。Eはケネンの唯一の逃げ道です。相手のジャングラーの位置が分からない時は残してください。

③削り合いで勝てると思う。ケネンには吸血がありません。回復できる相手との削り合いは、時間が経つほど不利になります。

④スタンを続けて狙う。同じ相手に6秒以内へ2回目のスタンを入れると、止まる時間が半分以下になります。連続スタンを計算に入れないでください。

このチャンプで3試合やる時の目標

  • 1試合目: Rを必ずEかフラッシュとセットで撃つ。単独では1回も撃たない
  • 2試合目: Eをウェーブ処理に使わない。逃げ道として最後まで残す
  • 3試合目: 遠距離スタン(通常攻撃 → Q → W発動)を、意識して5回以上決める
  • 3試合を通して: 「この相手は削り切って倒せるか」を試合開始時に1回考える。倒せないならCS優先に切り替える

ケネンで3試合やる時の目標。1試合目 Rを必ずEかフラッシュとセットで撃つ。単独では1回も撃たない、2試合目 Eをウェーブ処理に使わない。逃げ道として最後まで残す、3試合目 遠距離スタン(通常攻撃 → Q → W発動)を、意識して5回以上決める、3試合を通して 「この相手は削り切って倒せるか」を試合開始時に1回考える。倒せないならCS優先に切り替える

目標の立て方と「何回中何回」の数え方は、上達する練習のやり方を見てください。

COACHING

ケネンが得意なコーチがいます

この記事で覚えた動きは、実戦を見てもらうのが一番早く身につきます。ケネンを得意チャンピオンに登録しているコーチに、リプレイ添削や1on1で直接聞けます。

ランクを上げたい人へ: ランクの仕組みと分布、帯ごとの抜け方→