ドネキフ塾
初心者向け概念・戦術解説 ・ パッチ26.20対応

【LoL】スプリットプッシュとは|向いているチャンピオンと構成・やり方

読了目安 約9分 ・ 最終更新 2026年10月10日

この記事で学べること

LoLのスプリットプッシュ(1人がサイドのレーンを押して相手を2か所に分ける作戦)を解説します。向いているチャンピオン(フィオラ・ジャックス・トリンダメアなど)、1-4と1-3-1の構成、押す前に確かめること、味方がスプリットしている時の4人の動き、ハルブレイカー、よくある失敗まで。

監修: ドネキフ塾長

LoL歴9年・最高ランクはエメラルド・全チャンピオンを使用|YouTube活動5年・動画2,000本以上・登録者4.5万人|コーチ40人超が所属するドネキフ塾の運営者|大好きなチャンピオンはティーモ ・ ドネキフ塾 コーチ

𝕏 (Twitter)▶ YouTube

ドネキフさんに予約 →
📖 目次

まず結論

スプリットプッシュは、1人がほかの4人と離れたサイドのレーン(トップかボット)でウェーブを押し、タワーを削る作戦です。

  1. 狙いは、相手チームを2か所に分けること。相手は「サイドを止めに人を送る」か「タワーを取られる」かを選ばされます
  2. 向いているのは、1対1に強く、タワーを速く削れて、逃げる手段があるチャンピオン。フィオラ、ジャックス、トリンダメア、カミール、ヨリックなどです
  3. 残りの4人は、無理に戦わないことが仕事。4対5で戦うと負けやすいので、ウェーブを処理して時間を稼ぎます
  4. 危ないのは、相手が3人以上見えない時に、相手の陣地の奥まで押すこと。囲まれて倒されると、作戦がそのまま裏目に出ます

スプリットプッシュの仕組み

試合の中盤からは、5人がまとまって動くことが増えます。スプリットプッシュは、そこから1人だけ離れて、別のレーンを押す動きです。

相手が取れる対応結果
1人を止めに送るその1人が自分に負ければ、タワーをそのまま取れる。勝てなくても、残りは4対4になる
2人以上を止めに送る相手のまとまりが減る。味方の4人がドラゴンやタワーを取りに行ける
誰も送らないタワーとインヒビターを取られ続ける

どれを選んでも、こちらに何かが入る形を作るのが、スプリットプッシュの考え方です。

2026年はタワーのプレートが14分で消えなくなり、内側のタワーやインヒビタータワーにも付いています。サイドでタワーを少し削るだけでもゴールドになるので、スプリットプッシュの見返りは以前より大きくなっています(「タワープレートとは」)。

向いているチャンピオン

スプリットプッシュに向いているのは、次の3つを持っているチャンピオンです。

  1. 1対1に強い: 止めに来た相手を返り討ちにできる
  2. タワーとウェーブを速く削れる: 短い時間でタワーを取れる
  3. 逃げる手段がある: 相手が2〜3人で来ても、倒されずに帰れる
チャンピオン得意なところ
フィオラ1対1が非常に強い。タワーも速く削れる
ジャックス1対1が強く、ワードに飛んで逃げられる
トリンダメアタワーを削る速さと、R(倒されない時間)で粘れる
カミール壁を使って逃げやすい。1人を捕まえて倒すのも得意
ヨリック召喚したユニットと一緒に、タワーを速く削る
ナサスQを育てるほど、1対1とタワーに強くなる

ほかに、マップの遠くへ飛べるチャンピオンも向いています。

  • シェン: R で、離れた味方のところへ飛べる。サイドを押しながら、集団戦にも参加できる
  • ツイステッド・フェイト: R で、離れた場所へ一気に移動できる(マップのどこへでもではなく、R の届く範囲の中)。サイドを押した後、すぐ集団戦や別のレーンに加われる

どのチャンピオンを使う時も、トップのチャンピオンの型ごとの勝ち筋は「TOPの立ち回り」が参考になります。

スプリットプッシュの構成

チーム全体で「1人がサイドを押す」前提で組むのが、スプリットプッシュ構成です。よくある形は2つです。

1-4(1人がサイド、4人がまとまる)

  • 1人がサイドを押し、4人は反対側か真ん中でまとまる
  • 4人には、ウェーブを遠くから処理できるチャンピオンと、相手が仕掛けてきても下がれるチャンピオンがいると安定します
  • 一番よく使う形です

1-3-1(両方のサイドに1人ずつ)

  • トップとボットに1人ずつ、真ん中に3人
  • 相手は3か所を見ないといけないので、守るのがとても大変です
  • ただし、両サイドの2人に1対1の強さと逃げる手段が必要です。初心者のうちは、1-4から始めてください

構成の相性

相手の構成スプリットプッシュは
まとまって一気に仕掛けるのが得意(エンゲージが強い)4人のほうが仕掛けられやすい。4人は下がって時間を稼ぐ
遠くからウェーブを処理できるメイジが多いサイドのウェーブも処理されやすい
1対1に強いチャンピオンがいないスプリットプッシュが一番効く相手

構成の役割(エンゲージ・ピール)は「エンゲージとピールとは」にまとめています。

スプリットプッシュのやり方

1. 押す前に確かめること

  • ミニマップで相手が何人見えているかを数える。3人以上見えない時は、川より奥へ入らない
  • 相手のテレポートが使えるか。使えるなら、相手は遠くからすぐ止めに来られます
  • 次のオブジェクトの時刻。ドラゴンやバロンの1分前は、サイドに残るか合流するかを先に決めます

2. ワードを置いてから押す

サイドで倒される一番の原因は、横の川やジャングルから相手が来るのが見えないことです。

3. ウェーブを押してから、タワーを殴る

  • 自分のミニオンがタワーの攻撃を受けている間に、タワーを殴ります
  • ミニオンがいない状態でタワーを殴ると、タワーの攻撃を全部自分が受けます
  • ウェーブの押し方は「ウェーブ管理の基本」へ

4. 相手が来たら判断する

来た人数やること
1人自分が1対1で勝てるなら戦う。勝てないなら下がる
2人以上下がる。その間に、味方の4人が反対側でオブジェクトやタワーを取る
姿は見えないが、相手が3人以上マップから消えた自分のほうへ来ていると考えて、先に下がる

2人以上を引きつけて、倒されずに逃げ切るのが、スプリットプッシュで一番うまくいった形です。

味方がスプリットプッシュしている時

自分が4人の側にいる時は、次の3つを守ってください。

  1. 4対5で戦わない。相手が仕掛けてきたら、タワーの方へ下がる
  2. 相手がサイドに人を送ったら、こちらから動く。相手が4人以下になった瞬間が、ドラゴンやタワーを取る時です
  3. 自分の側のウェーブを処理し続ける。4人の側が押し込まれると、相手はサイドに人を送る余裕ができます

味方を責める前に、相手が何人サイドへ行ったかをピンで知らせると、チーム全体の動きがそろいます(「ピンの使い方」)。

アイテム

スプリットプッシュのための代表的なアイテムが、ハルブレイカー ハルブレイカーです。

  • 通常攻撃5回ごとに追加ダメージが出て、相手が建物(タワーなど)だと、そのダメージがさらに増えます
  • 近くにいる味方の砲撃ミニオンとスーパーミニオンが硬くなるので、ミニオンと一緒にタワーを押しやすくなります

ほかに、通常攻撃でタワーを速く削れるアイテム(攻撃速度やクリティカル)も、チャンピオンによっては選ばれます。各チャンピオンのビルドは、チャンピオン記事のビルドの節を見てください。

よくある失敗

  • ワードなしで奥まで押す: 一番多い倒され方です。ワードを置いてから押す
  • バロンやドラゴンの時刻にサイドに残り続ける: 4人が5人に負けて、オブジェクトも取られます。時刻の1分前には、合流するかどうかを決めます
  • 1対1に勝てない相手を止めに来させる: 止めに来た相手に倒されるなら、サイドに行く意味がありません
  • インヒビターを壊した後も同じサイドに残る: インヒビターを壊したら、スーパーミニオンがそのレーンを押してくれます。ほかのレーンに移ります(「インヒビターとは」)

よくある質問(FAQ)

Q. スプリットプッシュとは何ですか?

1人がほかの4人と離れたサイドのレーンでウェーブを押し、タワーを削る作戦です。相手を2か所に分けて、どちらかで得をします。

Q. スプリットプッシュに向いているチャンピオンは?

1対1に強く、タワーを速く削れて、逃げる手段があるチャンピオンです。フィオラ、ジャックス、トリンダメア、カミール、ヨリック、ナサスが代表です。遠くの味方へ飛べるシェンやツイステッド・フェイトも使われます。

Q. スプリットプッシュは嫌われますか?

味方の4人が5人に負けると、そう言われることがあります。オブジェクトの時刻には合流する、相手が何人サイドへ来たかをピンで知らせる、の2つを守れば、作戦として成り立ちます。

Q. 1-3-1とは何ですか?

トップとボットに1人ずつ、真ん中に3人を置く形です。相手は3か所を見ないといけません。両サイドの2人に、1対1の強さと逃げる手段が必要です。

まとめ

  • スプリットプッシュは、1人がサイドを押して、相手を2か所に分ける作戦
  • 向いているのは、1対1に強く、タワーを速く削れて、逃げられるチャンピオン
  • 4人の側は戦わずに時間を稼ぎ、相手がサイドに人を送ったらオブジェクトを取る
  • 相手が3人以上見えない時は、奥まで押さない。ワードを置いてから押す
  • オブジェクトの1分前には、合流するかどうかを決める

このレッスンの内容、自分のプレイでできていますか?

コーチがあなたのプレイを見て、次にやるべきことを教えます。

コーチングを受けてみる(¥500〜)→