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パッチ 26.16正式ノート反映済み2026年8月12日 更新

【LoL】パッチ26.16解説|ADCの逆襲が始まる?メイジbotとローミングサポートにメス

正式パッチノートの確定値を反映済みです(2026-08-12更新)。プレビュー段階から変わった点は記事末尾にまとめています。

パッチ26.16まとめ:バフ: ケネン・グウェン・アジール/ナーフ: ベル=ヴェス/調整: ナサス・ポッピー・カミール/ADC全員の魔法防御アップなどシステム変更

30秒でわかる26.16

パッチ26.16が適用されました。テーマははっきりしていて、この2つです。

  1. ボットレーンに「普通のADC」を取り戻すブランドやスウェインのようなメイジbotが強すぎる現状に対して、マークスマン全体魔法防御のシステムバフ
  2. レベル3でレーンを捨てて歩き回るサポートへのナーフポッピー・カミール・サポートのロールクエスト進行が対象

そしてこの2つ、実は繋がっていますメイジbotはレーンを1人で支配できるので、サポートがレベル3から歩き回れる。プロシーン(MSI 2026ではボットの約2割がメイジピック)で目立ったこの「セット戦術」を、26.16はまとめて崩しに来ています。公式ノートでもRiotは「サポートが実質的にレーンに関与しなくなるとゲームの健全性が損なわれる」と明言しました。

以下、公式パッチノートと同じ「まとめ→実数値」の順で見ていきます。

チャンピオン

ケネン ケネン(バフ)

集団戦で「敵陣に入って、耐えて、Rを出し切る」力を伸ばすバフです。公式コメントによると、ヘクステック ロケットベルト調整の割を食ったぶんの補償。数字の伸び方からして、プロシーン・上位帯向けの調整に見えます。

  • R の物理・魔法防御: 20〜60 ⇒ 25〜75
  • R のダメージ: 40/75/110(+AP×22.5%) ⇒ 40/80/120(+AP×25%)
  • R の最大ダメージ: 300〜825(+AP×168.75%) ⇒ 300〜900(+AP×187.5%)

グウェン グウェン(バフ)

殴り合いの粘りが明確に強化されます。公式いわく「今初めの弱体化以降やや弱い状態が続いた」ための回復量の引き上げで、上限はほぼ倍近くまで上がりました。トップの継続戦闘ファイターには分かりやすい追い風です。

  • 固有スキルの対チャンピオン回復: 軽減後ダメージの50%(上限10〜25 +AP×6.5%)67%(上限12〜40 +AP×7%)

アジール アジール(バフ)

レーン戦の主力ダメージが底上げ。Riotは「プレスアタック型への移行を注視する」とコメントしており、主流ルーンが変わる可能性があります。

  • Q のダメージ: 60〜140(+AP×35〜55%) ⇒ 75〜155(倍率は据え置き)

ポッピー ポッピー(調整: ファイター型ナーフ・タンク型バフ)

狙い撃ちされているのは序盤ADファイター型の運用(ヘイルブレードやサンダードスカイを積むサポート・スノーボール型)です。「歩き回ってQで削る」力を削ぐ一方、マナ・自然回復・Wの耐性・対モンスターダメージは強化されるので、タンクビルドとジャングルはむしろ受け取るものがあります。

  • 基本攻撃力: 60 ⇒ 56
  • 基本マナ: 280(+40/Lv) ⇒ 300(+45/Lv)
  • HP自然回復(5秒毎): 8 ⇒ 9
  • Q のダメージ: 30〜130(+追加AD×100%)(+対象最大HP9%)30〜130(+追加AD×75%)(+対象最大HP7〜9%)
  • Q の対モンスター上限: 75〜195 ⇒ 85〜225(ジャングルへの補填)
  • Q のスロー: 20〜40% ⇒ 20〜32%(追加HP1000毎に+8%)
  • W の物理・魔法防御(合計値に対する%): 12%(HP40%以下で2倍)16%(同条件)

カミール カミール(調整: サポート型ナーフ・トップ補填)

こちらもサポート型への対策。公式は「ロームサポートの女王」と名指しした上で、トップレーンの性能は少なくとも維持、願わくば強化」と明言しています。序盤のシールドを弱くして「レベル3で歩き出しても痛くない」状態を崩す代わりに、シールドとWのクールダウンを短縮してトレードを繰り返す型寄せる調整です。Wの外側ダメージはむしろ増えました。

  • 基本マナ: 339 ⇒ 375
  • 固有スキルのシールド: 最大HPの20%・発動間隔18〜6秒(Lv1〜19で短縮)最大HPの10〜25%(Lv1〜19で成長)・発動間隔14〜8秒(Lv1〜13で短縮)
  • W の外側ダメージ: 対象最大HPの6〜8%(+追加AD100毎に2.5%)7〜9%(同倍率)
  • W のクールダウン: 15〜11秒 ⇒ 12〜10秒

ベル=ヴェス ベル=ヴェス(ナーフ)

序盤を少し強く、後半の伸びを抑える平準化。「スケールの化け物」度が一段下がります。

  • レベルアップ毎のHP成長: 110 ⇒ 105
  • R の攻撃速度(合計): 5/15/25% ⇒ 6/13/20%
  • NEW: 真の形態でレモラを出せるとき、リソースバーが紫色に変わるようになりました視認性の改善)

ナサス ナサス(調整)

スタック稼ぎが「大物を取り逃すと伸びない」型から「コツコツ安定」型へ寄ります。公式の狙いは「ジャングル運用に比べて遅れているトップレーンの底上げ」。通常CSの多いトップほど得をする配分です。

  • Q のスタック: 通常3・チャンピオン/大型ミニオン/大型モンスター12 ⇒ 通常4・チャンピオン/大型ミニオン/大型モンスター10

システム変更①: ADCの逆襲(マークスマン全体の強化)

今パッチの主役です。全ADCの魔法防御が序盤だけ上がるため、ブランドやスウェインのようなメイジbot対面のレーン戦がピンポイントで楽になります。装備の強化も同じ方向です。

  • 全ADCの基本魔法防御: 30+1.3/Lv ⇒ 33+1.1/Lv(+3だが成長−0.2/Lv=後半はほぼ差なし)
    • 対象は公式リストで27体(アッシュ、ケイトリン、ジンクス、カイ=サ、ルシアン、ミス・フォーチュン、ヴァルス、ザヤ、エズリアル、ドレイヴン、ジン、コグ=マウ、ユナラ など全マークスマン)
    • トリスターナだけは 28+1.3/Lv ⇒ 33+1.1/Lv実質+5
  • バーサーカー ブーツ バーサーカー ブーツ: 攻撃速度 25% ⇒ 30%(T3強化版: 40% ⇒ 45%
  • ルナーン ハリケーン ルナーン ハリケーン: 移動速度 4% ⇒ 5%「連撃の風」の矢ダメージ AD×55% ⇒ AD×65%
  • フリートフットワーク フリートフットワーク: 回復 10〜130 ⇒ 15〜160(※公式パッチノートには記載がありませんが、実装されています)

で、どうなる? メイジbotは向かい風、素直なADCがボットに帰ってきます。ボットでブランドに轢かれてきた人には朗報です。

システム変更②: ローミングサポート対策

公式ノートの言葉を借りると「サポートが実質的にレーンに関与しなくなると、ゲームの健全性が損なわれる」。サポートのロールクエスト(ワールドアトラス系)の進行が、すべてレーンにいる方が」の向に動きます。

  • チャンピオン/タワーへのダメージによるクエスト進行: 22(近接)/20(遠隔)と24/22 ⇒ 18と21(=ハラスで稼ぐ量が減る)
  • CSによるクエスト進行: 15と20 ⇒ 18と21(=レーンで稼ぐ量は増える)
  • ボットレーン以外でのミニオン経験値/ゴールドのペナルティ: レベル3まで−25% ⇒ レベル5まで−33%(ロームの直接的なコスト増)
  • ヘイルブレード ヘイルブレード: 攻撃速度 120%(遠隔60%)90%(遠隔60%)・確定ダメージ 4〜20(+追加AD×8%)(+AP×6%)2〜20(+追加AD×12%)(+AP×10%)(※公式パッチノートには記載がありませんが、実装されています)

システム変更③: ファイター・タンクのアイテム

ADファイターの装備が広く強化される一方、回復・タンク系の強アイテム(サンダードスカイ・サンファイアケープ)は絞られます。全体としては「ADファイターはビルドが素直に、タンクは対人寄りに」の調整です。

バフ

  • 赤月の刃 赤月の: 最大HPダメージ 6%(遠隔4%)8%(遠隔5%)・シールド 160+追加AD×40%(遠隔80+20%)150+追加AD×40%(遠隔75+20%)
  • ティアマット ティアマット: 攻撃力 20 ⇒ 25(ハイドラ系を「最後に完成」ではなく素直に積めるように)
  • ステラックの篭手 ステラックの篭手: 追加攻撃力 基本ADの45% ⇒ 50%
  • ブラック クリーバー ブラック クリーバー: 攻撃力 40 ⇒ 45「熱情」の移動速度 20 ⇒ 20(遠隔10)(スモルダー/セナ用ではなくADファイター用へ)
  • 連呪使いのブーツ 連呪使いのブーツ(ソーサラーのT3強化版): 魔法防御貫通 18+8% ⇒ 20+8%
  • ジャングルペット: 対モンスターダメージの反映率 AP 12% ⇒ 16%・追加物理防御 20% ⇒ 25%・追加魔法防御 20% ⇒ 25%・追加HP 3% ⇒ 4%(基本値と追加AD10%は据え置き。APジャングラー・タンクジャングラーの救済)

ナーフ・調整

  • サンダード スカイ サンダード スカイ: 素材 トンネル掘り(1150G)+コールフィールド ウォーハンマー(1050G)+ルビー クリスタル(400G)+合成費500G ⇒ トンネル掘り+コールフィールド ウォーハンマー+合成費900G(完成品の合計3100Gは据え置き。ルビー クリスタルを経由できなくなるぶん、完成前の耐久が下がるビルドパスのナーフです)・回復 基本ADの100%(遠隔50%)+減少HPの6% ⇒ 90%(遠隔45%)+減少HPの4%・HP 400 ⇒ 450
  • サンファイア ケープ サンファイア ケープ: 炎上ダメージ 20(+追加HP×1%)20(+追加HP×1.5%)・対ミニオン/モンスター倍率 160%/200% ⇒ 150%/180%・合成費 600G ⇒ 700G(対人は強く、ファームと値段は弱く。ホロウ レディアンスに合わせた調整)
  • チェーンレースド クラッシャー チェーンレースド クラッシャー(マーキュリーのT3強化版): 魔法防御 30 ⇒ 25(連呪使いのブーツ強化とセットで「ミッドのメイジを楽に」の向)

まとめ:ランク戦での体感はこう変わりそう

  1. ボット: メイジbotは逆風、素直なADCが復権。対面がブランドで憂鬱だった人は26.16以降が狙い目。ただしRiotの狙いは「排除」ではなく「序盤を耐えられるようにする」なので(魔法耐性は成長−0.2/Lvで後半は差が消える設計)、メイジbotが消えるわけではありません
  2. サポート: 「レーンを捨てて歩く」動きが弱体化。レーンに立つサポートが標準に戻る
  3. トップ/ジャングル: グウェン・ティアマット系ファイター・APジャングラーがじわっと強化。ポッピーはADファイター型ビルドが弱くなるので、タンクビルドへの回帰が正解になりそう
  4. ミッド: 直接の変更は少なめ(アジールくらい)に見えて、隠れた影響が2つあります1つ目、ADCの魔法防御は「ボット専用」ではなくチャンピオン単位の変更なので、対メイジが基本のミッドでこそ相対的に効きますトリスターナ(実質+5)やコーキのような「ミッドに出張するマークスマン」がメイジ対面を耐えやすくなり、ミッドマークスマンの復権が起きるかもしれません。2つ目、チェーンレースド クラッシャーの弱体化+連呪使いのブーツの強化は、ボットから追い出したメイジをミッドに戻すための受け皿です。公式も「メイジのパワーをボットからミッドに戻す」と明言しています

このパッチで勝率が上がりそう/下がりそうなチャンピオン

ここから先は確定値と現在のメタ(26.15時点の統計)に基づく予想です。「最強ティア」の話ではなく、このパッチの前後で勝率がどちらに動きそうか話です。実装後の勝率で答え合わせをして、この記事に追記します。

勝率が上がりそう

  • グウェン グウェン:今はBティア圏。回復67%への引き上げに加えて上限が12〜40とほぼ倍増数字以上に殴り合いが変わります。上位ティア復帰の本命
  • ジンクス ジンクス / トゥイッチ トゥイッチ / コグ=マウ コグ=マウ:フリート+ルナーン ハリケーン+魔法防御の三重取りハイパーキャリー型ADCの復権が一番はっきり出るはずです
  • ナサス ナサス:スタック安定化で試合ごとのブレが減る。公式が「トップの底上げ」と明言しており、ソロキュー(特に低〜中レート帯)で地味に勝率が伸びるタイプの調整
  • ダリウス ダリウス / ジャックス ジャックス / イラオイ イラオイ などティアマット・ステラック・クリーバーを積むファイター全般:装備の一斉強化ぶんじわっと上がる。特にイラオイはブラッククリーバーとステラックの篭手を早めに積むので恩恵が大きい
  • リリア リリア / エリス エリス などAPジャングラー:ペットのAP反映16%でファーム速度が改善。ザック ザック などタンクJGも耐性反映アップの恩恵あり
  • ケネン ケネン:数字は良いがプロ・上位帯向け。ソロキューでの体感は小さめの見込み

勝率が下がりそう

  • ブランド ブランド / スウェイン スウェイン / ジグス ジグス のbot運用:序盤の削り合いが通りにくくなる。ただし排除ではないので、消えはしません。ミッド側の受け皿(ブーツ調整)が用意されたぶん、ミッドに戻るのが正解になりそう
  • ポッピー ポッピー:本命ターゲットはADファイター型ビルド。タンクビルドはW強化、ジャングルはQの対モンスター上限アップの補填があるので、タンク型に戻せば思ったより下がらない見込み
  • カミール カミール のサポート運用:狙い撃ち。トップ運用はマナ・Wクールダウン短縮・W外側ダメージ増の補填で相殺〜微強化見込み
  • レベル3ローム戦術そのもの:クエスト進行もレーン外ペナルティ(レベル5まで−33%)も重くなるので、チャンピオン単位ではなく戦術単位で下火に

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プレビューから変わった点

プレビュー段階の記事を読んでくれた人向けに、確定版との差分をまとめます。

  1. アジールのQ: 70〜150の予定が 75〜155増額。プレビューより一段強いバフになりました
  2. グウェンの固有回復: 66%の予定が 67%さらに回復上限が12〜24ではなく 12〜40 で、プレビューよりかなり強い確定値です
  3. カミールのWの外側ダメージ: プレビューでは弱体化予定と伝えられていましたが、確定版では 6〜8% ⇒ 7〜9%の強化トップへの補填がより明確になりました
  4. ポッピーのQ対モンスター上限: 75〜195 ⇒ 85〜225のバフが追加ジャングル運用への救済です
  5. フリートフットワークのバフとヘイルブレードの調整は、公式パッチノートに記載がありませんが、実装されています(Riotの記載漏れ)。数値はプレビューどおり
  6. アイテムの正式名称が確定: ソーサラーのT3強化版は連呪使いのブーツ」、マーキュリーのT3強化版はチェーンレースド クラッシャー

出典: Riot公式パッチノート26.16(日本語)数値はすべて公式ノートの確定値です。

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